【2023年最新】八千代の粗大ゴミ処分
｜持ち込み･回収方法から料金まで

 八千代の自治体に粗大ゴミの処分を依頼する方法

八千代市に粗大ゴミの戸別回収を依頼する場合は、収集希望日の1週間以上前に電話で予約をします。一方、ゴミを直接清掃工場に持ち込む場合には事前の予約は不要ですが、「廃棄物処分申請書」を用意し記入したものを持参する必要があります。この段落では、八千代市で粗大ゴミの回収をしてもらう方法をくわしく説明します。

八千代の粗大ゴミの回収規定

八千代市では、市の戸別回収と持ち込みによる粗大ゴミの収集を行っています。粗大ゴミの戸別回収を依頼する場合は事前予約制で有料となります。回収の対象となるのは八千代市の家庭で出た粗大ゴミで、事業で出たゴミについては戸別回収の対象外です。清掃センターに持ち込む場合には、自家用車にゴミを入れてゴミを下ろさなければなりません。持ち込む場合には粗大ゴミのほか、可燃ゴミや不燃ゴミ、有害ゴミなども捨てることができますが、ゴミによって捨てる場所が異なるので持ち込む前に分別しておく必要があります。

・費用：有料
・申し込み：事前予約制
・持ち込み：可（予約不要）
・問い合わせ先：八千代市 クリーン推進課 ごみ減量推進班（電話：047-421-6768／FAX：047-484-8824）

粗大ゴミ分別の基準

八千代市では、八千代市指定の20Lゴミ袋に入りきらない大きさのゴミは、粗大ゴミとして扱います。20Lのゴミ袋に入ったとしてもゴミ袋の口を縛れない場合や、ゴミ袋からはみ出てしまう場合は、原則として一般のゴミとして扱いません。八千代市で収集を行う粗大ゴミについては下記ホームページでも説明しています。

【八千代市】家庭から出る「粗大ごみ」の出し方
https://www.city.yachiyo.chiba.jp/124000/page000001.html

リストに書かれていないものを捨てたい場合や、粗大ゴミに該当するかどうかが分からないときは八千代市役所 クリーン推進課（047-483-1151代表）または、清掃センター（047-483-4521）に確認をしてください。

粗大ゴミの出し方・手順

八千代市では、市内の取扱店で「粗大ごみ処理券」を事前に購入した上で、予約時に教えてもらった受付番号と氏名、収集日を書き、必要な枚数を粗大ゴミに貼って収集日にゴミを出します。「粗大ごみ処理券」は1枚300円で、処分手数料が600円のゴミなら2枚、900円のゴミなら3枚必要です。ゴミは収集日の午前8時30分までに玄関前などのあらかじめ指定された場所に出します。粗大ゴミは順次回収しているので、立ち会いの必要はありません。

ただし、申し込み内容と違うゴミが捨てられている場合や指定場所以外に捨てられている場合には粗大ゴミの回収を行わないので、注意が必要です。また、八千代市では高齢者などを対象とした、粗大ゴミの搬出事業は特に行っていないようです。建物内に業者が入ることはないため、自力で家の外まで運び出さなければなりません。

粗大ゴミ収集依頼方法

八千代市で粗大ゴミを回収してほしい場合には、事前に電話で予約が必要です。電話番号は047-483-4506で、予約時に住所・氏名・電話番号・収集してほしい粗大ゴミの内容を伝えます。受付時間は月曜日から金曜日の午前8時30午後4時30分までで、土曜日・日曜日・祝日・年末年始は休業となります。変更や取り消しをする場合には、同じ電話番号に収集日の前々営業日までに連絡をしてください。申し込みから収集までは早くても1週間前後かかることがあり、お盆休みや年末年始は予約が混み合う場合があります。また、連休明けは予約の電話がつながりにくい時間があるため、注意してください。引っ越し直前にあわてて連絡をしても、収集できないことがあるため、余裕を持って連絡する必要があります。

八千代市では寸法や重量によって粗大ゴミの処分手数料が変わります。受付時にはゴミの寸法や重量を聞かれるので、必ずゴミの寸法や重量を確かめる必要があります。また、戸別回収で一度に収集している粗大ゴミは10点までですが、大型の粗大ゴミや重量のある粗大ゴミが複数点ある場合には、収集日を複数回に分けてもらう可能性があるとしています。

粗大ゴミとして出せないもの

粗大ゴミの持ち込みについて

八千代市では清掃センター（八千代市上高野1384-7）で持ち込みによる粗大ゴミの収集も行っています。事前予約の必要はありません。清掃センターでのゴミの受け入れ時間は月曜日から金曜日と第3土曜日の午前8時30分～午前11時40分と午後1時～午後4時です。第3土曜日以外の土曜日、日曜日、祝日は休業となります。ゴミを持ち込む際には、運転免許証やマイナンバーカードなど、八千代市に住所があることを証明できる書類を持参してください。また、ホームページから「廃棄物処分申請書」をダウンロードし、記入を済ませておきましょう。「廃棄物処分申請書」の用紙は清掃センター、市役所2階クリーン推進課、支所・連絡所でも配布しています。

粗大ゴミを持ち込む際には、戸別回収で受け付けていない大型の粗大ゴミ（0.5坪を超える物置や50kgを超える粗大ゴミ）を持ち込むことが可能です。また、引っ越しや大掃除で大量にゴミが出た場合にも、持ち込むことができます。ただし、粗大ゴミを捨てる場所とほかのゴミを捨てる場所は異なります。また、可燃ゴミ、不燃ゴミ、有害ゴミについては分別をした上で八千代市指定のゴミ袋に入れる必要があります。なお、大量にゴミを持ち込む場合については、事前に清掃センター（047-483-4521）への連絡が必要です。

粗大ゴミ搬入時には、場内の案内に従って進みます。受付で事前に記入した「廃棄物処分申請書」と身分証明書を提示したあと、粗大ゴミを車から運び出し、計量を行い、精算をします。可燃ゴミや不燃ゴミなど、粗大ゴミ以外のゴミも捨てたい場合には粗大ゴミの精算をしたあとに捨てることになります。そのため、粗大ゴミを手前に積み込んでおくとスムーズにゴミの搬出を行えます。なお、清掃センターが混雑している場合にはこの順路が変更となる場合もあります。場内の係員の指示に従って、ゴミを捨ててください。

なお、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、ゴミを持ち込む場合には必ずマスクを装着して来場してください。ゴミの搬出前には手指の消毒が必要です。また、新型コロナウイルス感染症に感染した人や感染の疑いがある人がゴミを捨てたい場合については、事前に清掃センターに連絡の上、ゴミの搬入方法を相談してください。

八千代全体の粗大ゴミの量

令和2年度における八千代市のゴミの量は、すべてのカテゴリを合わせて約4万4,490トンでした。このうち、粗大ゴミの量は全体の約2.7％に当たる約1,306トンで、可燃ゴミが全体の約80％を占めています。市は「八千代市一般廃棄物処理基本計画」を策定し、ゴミの減量に取り組んできました。しかし、令和2年度は新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛などの影響で、前年よりゴミが約593トン増える結果となっています。

 粗大ゴミ処理券を購入する方法

八千代市の「粗大ごみ処理券」は、八千代市内のコンビニエンスストアやスーパーマーケット、ドラッグストア、個人商店で販売しています。セブン―イレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、クリエイトエス・ディー、サンドラッグについては市内にある全店舗で購入できます。その他の店舗については下記サイトを確認してください。なお、八千代市指定のゴミ袋を扱っていても粗大ごみ処理券は扱っていない店舗もあるため、注意が必要です。

八千代市指定ごみ袋及び粗大ごみ処理券取扱店一覧
https://www.city.yachiyo.chiba.jp/content/000115335.pdf

粗大ゴミ処分手数料一覧

八千代市で戸別回収をする粗大ゴミについては、長さや重量によって、300円、600円、900円の処理手数料をとっています。例えば、ガステーブル・ガスコンロ・ストーブについては、重さが15kg以下なら300円、15kg超30kg以下なら600円、30kg超50kg以下なら900円です。また、カーペット・じゅうたん・ござなどの敷物類については、2畳以下なら2枚で300円、2畳超4畳以下なら1枚300円、4畳超8畳以下なら600円、8畳超12畳以下なら900円となっています。また、スピーカーなら2台まで300円、ゴルフクラブなら14本まで300円というように、300円の処理手数料で複数のゴミを出せる場合もあります。

一方、2段以上の棚など、2段以上の家具については一律収納家具として扱っていて、最も長い辺が90cm以下なら300円、90cm超150cm以下なら600円、150cm超200cm以下なら900円の処分手数料がかかります。八千代市では同一の品目でも長さや重量によって処理手数料が異なるため、事前に長さや重量を調べて予約時に正しく伝える必要があるのです。もしも、申し込みをしたときと長さや重量が異なると、回収してもらえなくなります。

処理手数料については下記ホームページからも確認できるので、調べておくとよいでしょう。

【八千代市】家庭から出る「粗大ごみ」の出し方
https://www.city.yachiyo.chiba.jp/124000/page000001.html

一方、粗大ゴミを持ち込みで出す場合には10kgあたり150円（税込み）の処理手数料がかかります。粗大ゴミの処理手数料は当日現金で支払うため、事前に「粗大ごみ処理券」を購入する必要はありません。八千代市では粗大ゴミを回収する場所とその他のゴミを回収する場所が異なります。持ち込みの処理手数料が発生するのは粗大ゴミだけで、可燃ゴミや不燃ゴミなどを同時に処分したとしても可燃ゴミや不燃ゴミの処理手数料はかかりません。

粗大ゴミ処理手数料等の減免

八千代市では天災や火災などの災害に遭った場合には、粗大ゴミ手数料の減免を行っています。手数料の減免を受けるためには、事前に八千代市役所 クリーン推進課に罹災（りさい）証明書を持参した上で手続きをし、ゴミを搬出する際に「廃棄物処理手数料・費用減免決定通知書」を持っていきます。

スプリング入りマットレスの処分費用相場

スプリング入りマットレスは八千代市では粗大ゴミとして出すことができません。そのため、不要になったマットレスをどのように処分すればよいのか悩んでいる方も多いでしょう。ここでは、スプリング入りマットレスの処分費用相場を紹介します。マットレスの買い替え時の引き取りの場合、費用相場は3,000～6,000円程度です。不用品回収業者に処分を依頼した場合の費用相場は5,000～1万円ほどが目安となっています。このときに注意したいのが、単品で出すよりも他の不用品と一緒に処分を依頼したほうがコストを抑えやすいという点です。スプリング入りマットレスの処分を検討している際は、他に不用品がないか探してみて、同時に回収を依頼することで出費を抑えるとよいでしょう。

 八千代の自治体以外で粗大ゴミを処分する方法

八千代市では、自治体では回収できないゴミについては、一般廃棄物収集運搬業許可業者に委託して引き取ってもらう方法があるとしています。また、家電リサイクル法の対象品目やパソコン、オートバイ、消火器などはリサイクルを行っていて、購入した店舗やメーカーなどで引き取ってもらうのが一般的です。この段落では八千代市に粗大ゴミの回収をお願いする以外に、粗大ゴミを処分する方法を紹介します。

リサイクルショップに持っていく

まだ使用できる家具や家電については、リサイクルショップで引き取ってもらえる可能性があります。リサイクルショップに買い取りを依頼する場合は、船橋市や千葉市など隣接する自治体のリサイクルショップに持ち込むこともできます。中には出張買い取りサービスを実施している店舗もあるので、近くの店舗に問い合わせてみるとよいでしょう。また、楽器については楽器店で買い取りを行っている場合があり、一般的なリサイクルショップに持ち込むよりも買い取り価格が上がる可能性があります。ピアノや琴などの大型の楽器については、自宅まで引き取りに来てくれるサービスを実施している業者もあります。「楽器買い取り」でインターネットを検索して、対応している業者を探してもよいでしょう。

販売店で引き取ってもらう

家電リサイクル法の対象品目については、原則販売をした店舗で引き取りを行っています。また、家電を買い替える際に処分の相談ができる場合もありますし、家電量販店の中には費用がかかりますが、処分のみの受付をしているところもあります。また、消火器については業界団体でリサイクルを行っているため、市内の「特定窓口」か消火器リサイクル推進センターに問い合わせる必要があります。オートバイやカー用品は、オートバイやカー用品の販売店で引き取っていることが多いです。日ごろメンテナンスや車検で利用している店に問い合わせてみるとよいでしょう。

不用品回収業者に依頼する

大型の粗大ゴミや、引っ越しや大掃除のように大量にゴミが出たとき、ゴミ屋敷のように片付け方が分からないときなどは、不用品回収業者に依頼すると便利です。専門の業者のスタッフが家まで来て、ゴミの搬出や片付けをしてくれます。家電リサイクル法の対象品目のように、自治体では回収できない粗大ゴミについても取り外して、引き取ってもらえます。スタッフは家の中に入ってゴミを運び出してくれるため、事前に依頼者がゴミを玄関や家の外まで運び出す必要はありません。八千代市の分別基準が分からないゴミや分別できていないゴミでも、回収してもらえます。

 八千代の自治体と回収業者のメリット・デメリット

自治体の回収のメリットは、処理手数料が安い点です。八千代市では、大きなベッドでも900円と安く、持ち込みであればさらに費用を安く抑えることができます。戸別回収であれば1回の申し込みで最大10点処分できることや、予約から収集まで早ければ1週間程度で済む点もメリットといえるでしょう。持ち込みに関しては第3土曜日に受け入れているため、土日休みの人であっても利用できます。

一方、八千代市の粗大ゴミ回収は、大型のゴミなら何でも回収してくれるわけではありません。例えば、2m以上の長さの家具については、一部の例外を除いては収集でも持ち込みでも回収してもらえません。重量のある粗大ゴミは持ち込みであれば受け付けてもらえますが、自分でゴミを家から運び出さなければなりません。1人暮らしの人や集合住宅に住んでいる人、車を持たない人にとっては利用するためのハードルが高いのが現状です。申し込んでから搬出するまでの手間がかかりますし、基本的に平日の日中にしか利用できないため、中には「いずれ粗大ゴミに出そう」と考えながら捨てられずにいる粗大ゴミが家の中に残っている人もいるでしょう。

家の前に粗大ゴミを数時間置いておけるスペースがあることも大事な要素です。家の前の道が狭いと車の通行を妨げてしまうおそれがあります。集合住宅の共用スペースに置く場合も、置き方によってはほかの住民の迷惑になることもあるでしょう。また、粗大ゴミを第三者が持ち去る可能性もあります。短時間であっても粗大ゴミを家の外に出しておくことで、トラブルが起きるリスクは生じます。

さらに、八千代市内に住んでいる人しか利用できないのが大きなデメリットです。八千代市以外に住んでいる人が住まなくなった家の片付けをしようと考えたときには利用しづらく、不用品回収業者に依頼することとなるでしょう。

不用品回収業者のメリットは、自治体では回収できない大型のゴミや家電リサイクル法の対象品目なども回収できることです。また、家の中から粗大ゴミを取り外したり運び出したりしてくれるため、家財道具や共用スペースに傷をつける心配がありませんし、粗大ゴミの移動で悩むことはなくなります。依頼から回収まで短時間で済むのもメリットです。1点から受け付けているところもあるため、部屋をきれいな状態でキープできます。不用品回収業者の中にはゴミ屋敷の片付けや遺品整理なども行っている業者があります。依頼者がゴミの分別や片付けをする必要がないため、片付けが苦手な人も安心して利用できます。

不用品回収業者のデメリットは、処分費用が自治体と比べて高くなることです。ただし、家の中まで入ってゴミを運び出してくれるサービスなど、自治体では受けられないサービスがあることを考えると、処分費用が法外に高いとはいえません。不用品回収業者の多くはホームページに費用を掲示していますし、利用する前に無料見積もりを実施している業者もあります。利用前に、複数社から見積もりをとることで費用を抑えることはできるでしょう。

ただし、中には法外に高い請求をする業者や、依頼者から預かったゴミを不法投棄する業者があるのも事実です。このような悪質な不用品回収業者を利用しないためには、事前に不用品回収業者の口コミや実績を調べておくことが大切です。まず、町を巡回しながら営業している業者やホームページを持たずにチラシをポスティングして営業している業者は注意が必要です。トラブルが起きたあとに業者と連絡する手段がなく、依頼者が泣き寝入りするケースも少なくありません。その点、ホームページで口コミや問い合わせ先を掲載している業者は、誠意ある対応をしているところが多いです。無料見積もりの段階で担当者の印象などをきちんと確かめ、信頼できる不用品回収業者を選ぶようにするとよいでしょう。

 粗大ゴミ処理は不用品回収業者がおすすめ

八千代市の粗大ゴミ回収は費用が安いというメリットがありますが、申し込んでから粗大ゴミを捨てるまでに手間がかかります。1人暮らしでゴミの運び出しを手伝ってくれる人がいない場合や、集合住宅の上階に住んでいて大きな家具の搬出が難しい場合は、自治体の回収を利用しにくいです。不用品回収業者なら、粗大ゴミを自分で家の外に搬出できなくても、専門のスタッフが安全に運び出してくれるのでとても便利です。

また、土日祝日にも営業している業者が多いので、週末にしか休みがとれないという人でも利用しやすいのがメリットです。中には即日回収を行っている業者もあるため、部屋をきれいな状態でキープすることができます。また、自治体で回収できない大型のゴミや大量のゴミ、分別できていないゴミも回収してもらえます。粗大ゴミを出したいけれども、自治体の粗大ゴミ回収では利用しづらいと考えている人にとっては、不用品回収業者に任せるのがおすすめです。

まとめ

八千代市の粗大ゴミ回収は費用が安いのが大きなメリットですが、運び出しは住民自らが行わなければなりません。また、大型の粗大ゴミについては戸別回収の対象外です。不用品回収業者ならば依頼者がゴミの分別や搬出を行う必要がありませんし、自治体で回収していない粗大ゴミも処分できます。処分に悩んでいる粗大ゴミがある人は、不用品回収業者への依頼を検討してみましょう。