【2023年最新】鴨川の粗大ゴミ処分
｜持ち込み･回収方法から料金まで

 鴨川の自治体に粗大ゴミの処分を依頼する方法

はじめに、鴨川市の自治体に粗大ゴミを処分してもらう際の方法を説明します。粗大ゴミの基準や市では処分できないもの、個別収集を依頼する場合の方法や手順、自分で持ち込むときの流れなど、基本的なことを鴨川市のホームページをもとに解説していきます。

鴨川の粗大ゴミの回収規定

鴨川市では、市が指定している燃やせないゴミ用の袋（20L）に入らないものは粗大ゴミとして扱われます。ただし、指定袋に入る大きさのものでも、寝具類やシートに限っては粗大ゴミとして出さなければなりません。鴨川市に粗大ゴミの処分を依頼するときは、事前の申し込みをしたうえで専用の粗大ゴミ処理券が必要です。


回収対象：鴨川市内の世帯で発生した粗大ゴミが対象になります。
回収費用：有料です。
申し込み：事前電話予約制になっています。
持ち込み：可能です。
申し込み先：鴨川清掃センター（電話番号は04-7093-5300）です。
※申し込みの際、住所、氏名、電話番号、捨てる品目、指定のゴミ集積所を伝える必要があります。
事業系粗大ゴミの回収：対応していません。

粗大ゴミ分別の基準

鴨川市では、市が指定している燃えないゴミ用の袋（20L）に入らないものの他に寝具類、シートに関しては粗大ゴミという扱いになります。これらの粗大ゴミは、事前に申し込みをしたうえで決まった曜日でなければ集積所に出すことはできません。市で決めているルールに沿って適切に処分する必要があります。


自分で処分したいものが鴨川市が指定する粗大ゴミに該当するかどうか判断に困ったときは、鴨川市のホームページ「粗大ごみとして取り扱う物（あいうえお順）」で確認できます。まず事前に確認してから、担当部署に申し込みましょう。

粗大ゴミの出し方・手順

1.粗大ゴミを自治体に回収してもらうときは、鴨川市で指定されている粗大ゴミ処理券を貼りましょう。
2.粗大ゴミ処理券は鴨川市役所3階環境課、天津小湊支所、ふれあいセンター、江見出張所、吉尾出張所、小湊出張所の他、鴨川前原、東条、鴨川田原、長狭、金束、太海、曽呂の7つの郵便局でも購入できます。なお、粗大ゴミ処理券の払い戻しはできません。
3.粗大ゴミの回収日は、同じ鴨川市内でも地域によって分かれています。国道128号バイパス沿線より海側は毎週木曜日、国道128号バイパス沿線より山側は毎週金曜日です。申し込みをしたうえで指定した集積所に出しておきましょう。ただし、第5週は粗大ゴミの回収はしていません。
4.集積所に出しておく時間は、朝8時30分までです。
5.鴨川市の清掃センター職員が、事前に申し込みのあった集積所に向かって直接粗大ゴミを回収します。
6.もしも出し忘れたときは、必ず「鴨川清掃センター」に連絡しましょう。その場合は次回の回収になりますので、翌週も同じように朝8時30分までに出しておきます。
7.粗大ゴミを出すときは、素材ごとに分類しておく必要があります。

粗大ゴミ収集依頼方法

1.粗大ゴミの回収は、電話で申し込みます。
2.申し込み先は「鴨川清掃センター」で、電話番号は04-7093-5300です。電話予約受付時間は、月曜日～金曜日の午前8時30分～17時15分までになっています。
3.受付の締め切りは、木曜日回収される地域も金曜日回収される地域も火曜日です。ただし、第5週は粗大ゴミの回収を行っていません。また、回収曜日については2022年（令和4年）3月1日時点のもので、年によって変動する可能性があります。年度が変わったら必ず確認をしてから申し込みましょう。
4.回収を申し込むとき、電話で「住所・氏名・電話番号」「捨てるもの」「指定のゴミ集積所」を伝えます。
5.申し込みの際、予約番号を教えてもらえます。予約番号は粗大ゴミ処理券に記入する大切なものなので、忘れないよう必ずメモを取っておきましょう。必要な粗大ゴミ処理券の枚数も伝えてくれます。
6.粗大ゴミとして出せる品目については、鴨川市のホームページ「粗大ごみとして取り扱う物（あいうえお順）」に記載されています。該当するかどうか不明なときは、申し込みの際に確認しておくと安心できます。

粗大ゴミとして出せないもの

粗大ゴミの持ち込みについて

1.直接持ち込む場合も事前の申し込みが必要です。
2.粗大ゴミの受け入れ先は、2022年（令和4年）9月1日から「一般廃棄物中継施設クリーンステーション鴨川」に変わっています。しかし、持ち込む際の事前申し込みは「鴨川清掃センター（電話番号04-7093-5300）」で、従来と同じです。間違えないよう注意しましょう。
3.申し込み可能な曜日と時間帯は、月曜日～金曜日の午前8時30分～17時15分までです。
4.鴨川市が処分できないゴミ（リサイクル家電、パソコン、有害性のあるものなど）の持ち込みはできません。
5.粗大ゴミを持ち込むときは、素材ごとに分類しておくといいでしょう。


一般廃棄物中継施設クリーンステーション鴨川
電話番号：申し込みは04-7093-5300（鴨川清掃センター）です。
持ち込みできる曜日：月曜日〜金曜日の他、日曜日も持ち込みできます。
持ち込み可能な時間帯：月曜日〜金曜日は午前8時30分～11時45分、午後1時～4時です。日曜日は午前8時30分～11時45分までとなっています。
持ち込み場所：一般廃棄物中継施設クリーンステーション鴨川（千葉県鴨川市上小原482-1）
※場所は、旧サテライト鴨川です。
処理手数料：手数料については、2022年時点では明確にされていません。申し込みのときに確認しておきましょう。
持ち込み方法：事前に電話で申し込みをしたうえで持ち込むという流れになります。

 粗大ゴミ処理券を購入する方法

鴨川市に粗大ゴミを回収してもらう際に必要な粗大ゴミ処理券は、鴨川市役所3階環境課、天津小湊支所、ふれあいセンター、江見出張所、吉尾出張所、小湊出張所の他、市内の郵便局（鴨川前原、東条、鴨川田原、長狭、金束、太海、曽呂）で購入できます。それぞれ購入可能な曜日や時間帯が異なるので、事前に確認しておいたほうがいいかもしれません。


鴨川市の粗大ゴミ処理券は500円券の1種類のみです。原則として、粗大ゴミ1点もしくは1組に対して粗大ゴミ処理券を1枚貼って出します。1組として扱われる条件は品目によって変わるので注意が必要です。そこで、粗大ゴミ処分の手数料の一例と減免制度について以下に説明していきます。

粗大ゴミ処分手数料一覧

鴨川市のホームページにある「粗大ごみとして取り扱う物（あいうえお順）」をもとに、粗大ゴミ処分手数料一覧として主な品目を紹介します。あくまで参考ですので、ここに記載されていない品目については「粗大ごみとして取り扱う物（あいうえお順）」で確認しましょう。


アタッシュケース（1個）：500円（粗大ゴミ処理券1枚）
アコーディオンカーテン（1組）：500円（粗大ゴミ処理券1枚）
肘付き椅子（1個）：500円（粗大ゴミ処理券1枚）
肘なし椅子小（3個で1組）：500円（粗大ゴミ処理券1枚）
一輪車（1台）：500円（粗大ゴミ処理券1枚）
犬小屋（1個）：500円（粗大ゴミ処理券1枚）
ウォーターサーバー（1台）：500円（粗大ゴミ処理券1枚）
※フロンガスを除いたもの
ウォーターベッド（1台）：500円（粗大ゴミ処理券1枚）
※水を抜いたもの
エレクトーンとその椅子（1組）：500円（粗大ゴミ処理券1枚）
オーブンレンジ（1個）：500円（粗大ゴミ処理券1枚）
カーペット（1枚）：500円（粗大ゴミ処理券1枚）
カーテン（5枚で1組）：500円（粗大ゴミ処理券1枚）
カーテンレール（2本で1組）：500円（粗大ゴミ処理券1枚）
カラオケセット（1組）：500円（粗大ゴミ処理券1枚）
金属バット（5本で1組）：500円（粗大ゴミ処理券1枚）
車椅子（1台）：500円（粗大ゴミ処理券1枚）
※電動車椅子以外
クッション（5個で1組）：500円（粗大ゴミ処理券1枚）
ゴルフクラブ（バッグを含む14本までで1組）：500円（粗大ゴミ処理券1枚）
座椅子（3個で1組）：500円（粗大ゴミ処理券1枚）
すだれ（1枚）：500円（粗大ゴミ処理券1枚）
ソファー（1台）：500円（粗大ゴミ処理券1枚）
タンス（1台）：500円（粗大ゴミ処理券1枚）
釣竿（5本で1組）：500円（粗大ゴミ処理券1枚）

粗大ゴミ処理手数料等の減免

2022年時点では、鴨川市のホームページを見ても粗大ゴミ処理手数料等の減免制度に該当するような項目は見当たりません。そのため、鴨川市ではゴミ処理手数料を減免したり無料にしたりする制度がない可能性があります。ただし、災害などやむ得ない事態によって大量の粗大ゴミなどが出たときは、一時的に減免するなどの措置が取られるかもしれません。災害時のような非常事態で大量に粗大ゴミを処分する必要性に迫られたときは、鴨川市に問い合わせてみるといいでしょう。

 鴨川の自治体以外で粗大ゴミを処分する方法

粗大ゴミを処分したくても、自治体に回収を依頼することや直接持ち込むことが難しい場合もあるかもしれません。そのようなときのために、鴨川市に頼る以外で粗大ゴミを処分できる方法を紹介していきます。

リサイクルショップに持っていく

リサイクルショップは、まだ使えるものを処分したいときに利用すると便利です。粗大ゴミといっても、実際には壊れていないものもあります。引っ越しやリフォームなどで部屋に合わなくなった家具類や、子どもが成長して不用になったベビーベッド、ベビーカーなどは置き場所に困るものです。そのため、壊れていないものでも粗大ゴミとして処分することは珍しくありません。このように、まだ使えるものを処分したいときはリサイクルショップで買取ってもらいましょう。


多少安くなったとしても、リサイクルショップに売却すれば必要としている人に使ってもらうことができます。ゴミを増やすこともありません。オークションサイトやフリマサイトに出品するという方法もありますが、すぐに買い手がつかないときは結局置き場所に困るだけです。その点、リサイクルショップならすぐに引き取ってくれます。リサイクルショップは出張買取に対応している店舗も多く、近くにない場合でも利用が可能です。


ただし、何でも買取ってくれるわけではない点はデメリットといえるでしょう。綺麗で新しいものでも、需要のないものや中古で出ている数が多いものだと買取ってくれないこともあります。売れない場合は、結局粗大ゴミとして処分するしかないかもしれません。

販売店で引き取ってもらう

鴨川市でも推奨しているように、リサイクル法に該当する家電品は販売店に引き取ってもらうという方法があります。そもそも、リサイクル家電を販売している店舗は、廃棄が必要になったものに関しては引き取りに応じていることが多いものです。そのため、新しいものに買い替えるタイミングで引き取ってもらえればわざわざ手間をかける必要はありません。新たに購入する予定がない場合でも、リサイクル料金を支払うことで引き取りに応じてもらうことは可能です。


購入した販売店がわからないときや閉店してすでになくなっている場合は、別の店舗でも対応してもらうことはできます。引き取ってもらえそうな販売店がわからないときは、鴨川市のホームページ「不用になったリサイクル家電・パソコンの出し方」で引き取ってくれる業者が紹介されています。ただし、紹介されている業者を利用するにしても、事前に郵便局や販売店でリサイクル券を購入しなければなりません。そのうえ、リサイクル家電は自分で業者に搬入するのが原則です。


冷蔵庫や冷凍庫などは重いものも多く、自分では運べない可能性が出てきます。中には、ブラウン管テレビを処分できないまま保管している人もいるでしょう。ブラウン管テレビは、画面の大きなものだと重さも相当です。積むことを考えると車のサイズやタイプも選ぶため、実際には断念せざるを得ないこともあります。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者は、不用品が置かれている場所まで直接回収に来てくれるのが特徴です。回収してくれる品目の種類も多岐にわたっており、電化製品から家具類などの粗大ゴミはもちろん、衣類や燃えるゴミまでさまざまな不用品を一度にまとめて回収してくれます。そのため、不用品ごとに分けることが苦手な人に向いている処分方法といえるでしょう。


細かいサービス内容は業者ごとで違いますが、不用品回収以外にも家の片付けやリフォーム、遺品整理、ハウスクリーニング、引っ越しなども受けてくれる業者もいます。ゴミの分別から回収までをすべて行ってくれるので、自分で粗大ゴミを運べない人に向いています。回収のタイミングも柔軟性が高く、平日はもちろん、土日も対応してくれる業者が多いのも特徴の一つです。さらに、早朝から深夜まで依頼者の都合に合わせて時間を調整くれるため、自分の空き時間を上手に使って粗大ゴミなどを処分できます。


不用品回収業者の利用経験がない場合は、まず見積もりを取ってみるのもいいでしょう。不用品回収業者のほとんどは、無料で見積もりに応じてくれます。目安だけ簡単に知りたいときは電話で応じてくれる業者もいるので、面談せずに料金を知ることも可能です。

 鴨川の自治体と回収業者のメリット・デメリット

鴨川市に住んでいる人にとっては、鴨川市が実施している粗大ゴミ回収方法は馴染みがあるかもしれません。しかし、回収は曜日が明確に決まっていますし、集積所まで運んでおくのが原則です。自宅から集積所まで距離が離れているなど、実際には自治体に頼るのは難しいケースもあるでしょう。そのようなときは、民間の不用品回収業者に頼れば解決できることもあります。実際には自治体と不用品回収業者ではどのような違いがあるのか、それぞれのメリットとデメリットを比べてみましょう。


自治体のメリットは、回収当日の立ち会いが不要なことです。決められた時間までに粗大ゴミを出しておけば、収集車が来るまで待っている必要はありません。1点だけ処分したいときは、手数料を抑えて処分できるのも自治体のメリットです。鴨川市の場合は1点につき500円で処分することができます。例えば、ソファーのような大きさのある粗大ゴミでも500円で処分することが可能です。一方、粗大ゴミを出せる曜日と時間が明確に決められているのはデメリットといえます。あらかじめ指定されている曜日と時間帯に出せない人は、粗大ゴミを処分できません。


そのうえ、鴨川市は粗大ゴミの回収場所が集積所と決まっています。自宅前に出しておくという自治体もありますが、いずれの場合も粗大ゴミのような大型で重いゴミを運ぶのは大変な労力をともないます。1点当たりの手数料が安いといっても、自力で運べない人は多いのではないでしょうか。さらに、素材ごとに分けておく必要もありますし、自治体で処分してもらう場合は解体を求められるのが一般的です。慣れていない人にとってソファーやベッドの解体は難しいでしょう。リサイクル家電のように処分できない粗大ゴミが多いことも、自治体のデメリットです。


不用品回収業者の場合、解体や運び出しはスタッフが代行してくれます。燃えるゴミや不燃ゴミなどが混ざっている場合も、分別からすべて行ってくれるのは大きなメリットです。1点だけ依頼するには割高に感じるかもしれませんが、大量に不用品を処分するときは割安になることが多いというメリットもあります。中に買取ってくれる業者もいるので、その場合はさらにお得に不用品を処分できます。トラックに積み放題などお得に利用できるプランが充実しているうえに、支払い方法も豊富です。


不用品回収業者でデメリットに感じることといえば、立ち会いが必要なことかもしれません。しかし、立ち会いが必要な分、土日も含め依頼者の都合に合わせて日程を調整してくれます。夜間の回収に応じてくれる業者を選べば、日中は忙しい人でも時間に余裕を持って粗大ゴミを処分できます。また、即日でも対応可能な業者も多いため、大掃除や引っ越しなどの片付けも安心です。

 粗大ゴミ処理は不用品回収業者がおすすめ

鴨川市は、粗大ゴミの回収曜日が地域ごとで明確に決められています。あらかじめ曜日が決まっていると覚えやすい反面、その日に都合がつかない人にとっては不便に感じるでしょう。回収時に貼っておく粗大ゴミ処理券の購入場所も限定されており、処理券の購入すらままならない人もいるかもしれません。


不用品回収業者なら、依頼者の都合に合わせた日時で粗大ゴミを回収してもらえます。平日だけでなく土日も対応してくれるケースが多く、基本的に依頼する側が好きな曜日を選べます。手数料は当日支払うため、事前に処理券を購入するというわずらわしさもありません。現金はもちろん、クレジットカード決済や後払いにも対応しており、急な依頼で現金が不足しているときも困ることなく不用品を処分できます。鴨川市に粗大ゴミの回収を依頼することが難しいなら、不用品回収業者を利用することで解決が可能です。

まとめ

不用品回収業者は、ゴミ屋敷の片付けなども対応していることが多く、さまざまな不用品が混ざった状態でも対応してくれます。自治体に回収してもらうときのように、自分で細かく分別しておく必要はありません。そのうえ、運び出しもスタッフが行います。自分で運び出すことが難しい人や分別や解体がままならないときは、粗大ゴミを自宅に保管せざるを得ない場合も出てきます。そのような状況で困っているより、不用品回収業者に気軽に相談してみましょう。