【2023年最新】佐倉の粗大ゴミ処分
｜持ち込み･回収方法から料金まで

 佐倉の自治体に粗大ゴミの処分を依頼する方法

家庭ゴミは自治体が決めたルールに基づく分別法が細かく定められており、定期的に収集が行われています。粗大ゴミも自治体が定めたルールに基づいて処分を依頼することが可能です。まずは佐倉市の自治体に粗大ゴミの処分を依頼する方法を紹介します。

佐倉の粗大ゴミの回収規定

対象：佐倉市に住んでいる人が対象です。
費用：粗大ゴミは有料回収を行っています。ゴミの大きさによって費用は異なり、最も小さいもので1点500円～です。
申し込み：事前に電話で申し込みが必要です。
持ち込み：可
申込先：佐倉市の粗大ゴミ収集を請け負う業者は2社あります。住んでいる地域により担当の業者は異なるので、自分の住む地域の担当業者に事前に電話で申し込みを行いましょう。電話する業者を間違えないようにすることが大切です。
事業系粗大ゴミ：不可

粗大ゴミ分別の基準

佐倉市では粗大ゴミの規定として大きさと重さの2つの尺度があります。粗大ゴミに該当する大きさは、30リットルの佐倉市指定のゴミ袋に入らないものです。ただし、金属製の雨傘と杖は30リットルの佐倉市指定のゴミ袋には入りきらずにはみ出してしまう大きさですが、「資源物」の中の「金属類・小型家電」として扱われます。粗大ゴミに該当する重さは1つあたり5kg以上のものです。大きさ、重さのいずれかが該当した場合に粗大ゴミとして扱われます。

粗大ゴミの出し方・手順

1.粗大ゴミ収集業者に予約の電話を入れます。令和4年度（2022年4月1日～2023年3月31日まで）の収集業者は「有限会社印旛防疫社」と「株式会社五十嵐商会」で住む地域により担当の収集業者は異なります。なお、収集予約の電話受付時間はいずれの業者も平日の8時30分～午後5時までです。粗大ゴミの収集時間は土日祝日・年末年始を除く平日の午前8時30分～午後5時までです。

予約時には、住所・氏名・電話番号・粗大ゴミの品目・希望日を伝えます。なお、収集時間の指定はできませんが、当日収集に立ち会う必要はありませんので、仕事で外出する人なども気にせず申し込みが可能です。必ずしも希望日に収集してもらえるとは限りません。引越し等で日程的にゆとりがない場合は、早めに予約を行うことが大切です。

2.佐倉市のホームページに記載されている「粗大ごみ品目表」で粗大ゴミの処理手数料を調べます。粗大ゴミの処理手数料は粗大ゴミ処理券を購入して処分してもらうゴミに貼ることで完了します。収集業者と直接金銭の収受を行うことはありません。

3.処分する粗大ゴミに必要な粗大ゴミ処理券を購入しましょう。粗大ゴミ処理券が購入できる店舗は以下の段落で詳しく説明します。粗大ゴミ処理券を購入した後は払い戻しできないので、間違えて購入しないように注意が必要です。

4.粗大ゴミ処理券はシールになっているので、収集日と氏名を記載した後に粗大ゴミの見やすい場所に貼り付けます。粗大ゴミの中で粗大ゴミ処理券を貼り付けにくいものは紐でしばったうえ貼り合わせましょう。なお、粗大ゴミ処理券は盗難防止を目的とした加工が施されており、貼った後に剥がそうとすると切れてしまうので注意が必要です。粗大ゴミ処理券を貼っていないものは収集されないので必ず貼るようにしましょう。

粗大ゴミ処理券を貼った粗大ゴミは、収集日の午前8時30分までに予約したときに決めた場所に出します。アパートやマンションなどの共同住宅に住んでいる場合は、避難経路を塞いだり近隣への迷惑になったりする可能性があるため、粗大ゴミの搬出場所は共用部分の通路などを避け、敷地内にあるゴミ集積場を搬出場所として予約しましょう。ゴミ集積場がない場合は、管理者と相談のうえ、敷地内の適切な場所に搬出します。

粗大ゴミ収集依頼方法

佐倉市の粗大ゴミ収集依頼は指定業者に電話のみで申し込みができます。令和4年度（2022年4月1日～2023年3月31日まで）の収集業者は「有限会社印旛防疫社」と「株式会社五十嵐商会」です。佐倉・根郷・和田・弥富地区・臼井・志津地区に住んでいる人のうち京成電鉄軌道より北側に住んでいる人は有限会社印旛防疫社043-483-5022が担当になります。臼井・志津地区に住んでいる人のうち京成電鉄軌道より南側に住んでいる人と千代田地区に住んでいる人は株式会社五十嵐商会043-443-4676が担当です。

なお、収集予約の電話受付時間はいずれの業者も平日の午前8時30分～午後5時までです。粗大ゴミの収集時間は土日祝日・年末年始を除く平日の午前8時30分～午後5時までです。予約時には、住所・氏名・電話番号・粗大ゴミの品目・希望日を伝えます。収集時間の指定はできませんが、当日収集に立ち会う必要はありませんので、仕事で外出する人なども気にせず申し込みが可能です。必ずしも希望日に収集してもらえるとは限りません。引越し等で日程的にゆとりがない場合は、早めに予約を行うことが大切です。

粗大ゴミとして出せないもの

粗大ゴミの持ち込みについて

粗大ゴミは市に収集を依頼する他に清掃工場に自己搬入することもできます。自己搬入する際に事前の予約は必要ありません。
搬入場所の名称：佐倉市、酒々井町清掃組合（酒々井リサイクル文化センター）
所在地：印旛郡酒々井町墨1506
電話：043-496-7511
受入可能日：
祝日と年末年始を除く月曜日から金曜日は午前8時30分～午前11時30分 午後1時～午後4時30分土曜日、日曜日（年末、年始を除く）
土曜日と日曜日は毎月第2土曜日と翌日曜日の2日間です。
平日・土日ともに11時~11時30分の間は混みあうので、この時間を避けるとよいでしょう。

粗大ゴミの処分費用は酒々井リサイクル文化センターの秤の表示に基づき10kg未満の場合は350円、10kgにつき350円です。

酒々井リサイクル文化センターを利用する際の注意点は以下の通りです。
佐倉市または酒々井町に住んでいることが確認できるもの（運転免許証や健康保険証など）を持参します。
搬入を行う前に体温を計測し、発熱している場合や体調が悪い場合は体調が回復してからゴミを搬入しましょう。
来場する際はマスクを着用が必要です。
リサイクル文化センターの係員との接触を避けるために、ゴミは搬入者自身で車から降ろします。
住民同士の接触を避けるため、前の人がゴミを降ろし終わるまで車の中で待機します。

佐倉市・酒々井町以外に住んでいる人が実家の片づけをした際に出たゴミを持ち込む場合（3親等以内の親族のみ持ち込み可能）や佐倉市・酒々井町以外に住んでいて佐倉市・酒々井町の土地や建物から出たゴミを搬入する場合は「家庭ごみ（一般廃棄物）処理等申請書」の提出が必要です。佐倉市・酒々井町に住んでいる人が住んでいる家から排出したゴミを持ち込む場合、佐倉市・酒々井町に住んでいる人が同居する家族や親族のゴミを持ち込む場合は「家庭ごみ（一般廃棄物）処理等申請書」の提出は必要ありません。

 粗大ゴミ処理券を購入する方法

粗大ゴミ処理券が購入できるのは以下の店舗です。
・佐倉地区
いなげや佐倉店（サービスカウンター） ・トウズ京成佐倉店（サービスカウンター） ・藤川本店 ・ローソン佐倉白銀店

・臼井地区
イオン臼井店（1階サービスカウンター）・タイヨー佐倉店（サービスカウンター）・ファミリーマート佐倉臼井台店・ファミリーマート臼井駅北口店・ローソン佐倉江原店

・志津地区
井野商店 ・イワキヤ・道場総合食品・さつきや・ハチヤプラザ・マルエツ新志津店（サービスカウンター）・ローソン佐倉西志津一丁目店
イオンスタイルユーカリが丘（イオンスタイルユーカリが丘 ・ベルク佐倉志津店（サービスカウンター）

・根郷地区
トウズJR佐倉店（サービスカウンター）・ライフコーポレーション佐倉店（サービスカウンター）・ベイシア佐倉店（サービスカウンター）

・千代田地区
セブンイレブン佐倉染井野3丁目店・ファミリーマート佐倉生谷店

粗大ゴミ処分手数料一覧

佐倉市の粗大ゴミ処理券は500円券一種類のみです。基本的に特別に定められている場合を除き、粗大ゴミ一つにつき500円の粗大ゴミ処理券が必要になります。クッション・座布団・布団・毛布は合計5個まで、総重量が15kg以下なら500円券1枚で排出可能です。なお、布団は2枚までになります。プラスチック製の衣装ケース・ごみ箱・プランター・ポリバケツは合計5個まで、総重量が15kg以下なら500円券1枚で排出可能です。脚立・棚は小型が500円、大型が1000円になります。小型とは幅・高さ・奥行きのすべてが1.2m以内のもので、大型は小型に当てはまらないものが対象です。

ここからは、粗大ごみ処理券500円分で出せるゴミを具体的に紹介します。
アコーディオンカーテン長さ2mまで
雨戸・ガラス戸2枚まで
網戸4枚まで
いす2脚まで
木製板長辺2m以下短辺1m以下厚さ2mm以下のもの3枚まで
枝長さ2m以内を長径30cm以下にまとめたもの
スピーカー2台まで
オーブンレンジ・電子レンジ15kg以下（15kg以上は1000円）
カーテンレール長さ2m以下5本まで
こたつ長辺1m以下（1m超は1000円）
ゴルフクラブ14本まで
サーフボード長さ2mまで
座椅子2個まで
サマーベッド2個まで
敷物4.5畳まで（4.5畳超は1000円）
普通自転車（電動アシスト自転車は1000円）鍵を付けたままにしておく
小型水槽（大型水槽は1000円）
すのこ2枚まで
1人掛け用ソファー（1人掛け用以外で分割できないものは1000円）
テーブル長辺1m以下まで（1m超は1000円）
バット10本まで
ふすま・障子2枚まで
ブラインド長さ1.8m以下2本まで
物干しざお長さ2m以下3本まで（金属製は長さ3m以下3本まで）
物干し台石なし2台まで（石付き2台までは1000円）

詳しくは「粗大ごみ品目表」を見ると確認できます。粗大ごみ品目表に掲載されていないものについては
重量が15kg以下500円
重量が15kg超30kg以下1000円
重量が30kg超1500円です。
粗大ゴミとして排出できるのは、作業員2人で積み込みできるものだけに限られます。

粗大ゴミ処理手数料等の減免

佐倉市、酒々井町清掃組合手数料徴収条例の第3条には「天災その他の事情により、やむを得ないと認める者に対して前条の手数料を減免することができる」と規定されています（参考：第二条廃棄物の処理及び処分に要する手数料は、別表に定めるところによる）。しかし、どのような人に対して減免されるのかという明確な基準はありません。そのため、有事の場合を除いて佐倉市では、基本的に粗大ごみの処分手数料が減免されることはないと考えられるでしょう。

 佐倉の自治体以外で粗大ゴミを処分する方法

佐倉では自治体に粗大ゴミの処分を依頼する方法以外にも粗大ゴミを処分する方法があります。ここからは、自治体を使わずに粗大ゴミを処分する手段について紹介していきましょう。

リサイクルショップに持っていく

粗大ゴミとして処分したいものの中には、壊れてしまって使い物にならなくなったものもあるでしょう。しかし、まだ使用はできるものの、生活スタイルが変わった、子どもが成長したなどの理由で今後使う予定がないものも含まれるのではないでしょうか。自分にとって使う予定がないものでも他の人にとってはまだ使えるものであれば、リサイクルショップに持っていくのも一つの方法です。近くにリサイクルショップがあれば、出張買取を行ってくれる可能性があります。

ただし、購入してからあまり年月が経ちすぎている場合は買取してもらえません。目安として、製造年月から5年以上が経過していると買取してもらうことは難しく、問い合わせたときに断られてしまうケースも多いです。出張買取を依頼する場合、ショップ側は車を出し、大きなものの場合は複数人数で来ることになるので経費がかかります。そのため出張買取の場合は、1点や2点などの少数だと高価なものでなければ来てくれない可能性が高いです。自分で店舗に持ち込む場合の査定額は品物の状態にもよりますが、購入時の1～3割程度が相場といわれています。

リサイクルショップに買取依頼をする場合は、査定額を上げるために掃除をするなど、品物の状態を良くしておくことが必要です。しかし、手間と時間をかけた割には思うような価格が付かないことも多いので、ゴミにせず誰かの役に立てたら良いと考えておけば、それほどがっかりせずにすむでしょう。

販売店で引き取ってもらう

家電リサイクル法対象品目となっている家電を買い替えのために処分したい場合は、新しい家電を購入する店舗に引取りを依頼する方法があります。家電リサイクル法の対象となる4品目はエアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機です。費用としては、リサイクル料金と運搬料金がかかりますが、新しい家電を届けてもらうときに古い家電を引取ってもらえるので、時間的に無駄がありません。また、新しい家電は買わないものの古い家電を処分したい場合は、過去に購入した販売店に引取りを依頼する方法があります。家電リサイクル法では、家電を販売した小売店がリサイクル受付するように定められているため、断られることはありません。回収時にリサイクル料金と運搬料金を支払い、家電リサイクル券を受取る流れです。

不用品回収業者に依頼する

自治体の粗大ゴミ回収とは別に、民間で粗大ゴミ回収を行ってくれる不用品回収業者もあります。不用品回収業者の料金体系は不用品の点数によって決まる場合やトラックの大きさによって決まる場合など、業者によってさまざまです。不用品回収業者は不用品回収の他に家屋の解体や遺品整理、特殊清掃などのサービスを請け負う場合もあります。不用品回収業者と似た範疇にあるのが廃品回収業者です。両者は法律的な区分はされておらず、環境省からも同一視されていますが、回収している品目は違います。廃品回収業者はリサイクルが可能なものを中心に回収する業者です。一方、不用品回収業者はリサイクルできるか否かに関わらず不要なものを幅広く回収しています。

 佐倉の自治体と回収業者のメリット・デメリット

ここからは、自治体の粗大ゴミ収集と不用品回収業者それぞれのメリットとデメリットを紹介します。

・自治体に粗大ゴミ回収を依頼するメリット
事前に予約するときに指定した場所まで粗大ゴミを運搬すれば、回収時に立ち会う必要はありません。粗大ゴミとして回収してほしいものが1つだけなど少数の場合は、最も安い場合で500円の粗大ゴミ処分券を購入すれば処分してもらえます。

・自治体に粗大ゴミ回収を依頼するデメリット
粗大ゴミを回収してもらうためには事前に電話で予約しなければなりません。電話予約ができる時間は平日の昼間だけなので、平日昼間に仕事をしている人は電話をかけることも難しいです。また、粗大ゴミの収集日も土日祝日や年末年始を除く平日の昼間で、午前8時半までに指定された場所に粗大ゴミを持ち出す必要があります。

粗大ゴミを置く場所によってはあまり早くから出すと近隣に迷惑がかかることがあるため、当日朝に出すのが望ましいです。仕事に出かける前の忙しい時間帯に粗大ゴミを出すことになり、面倒に感じることもあるでしょう。回収に出したいゴミが大きい場合は、自分で運ぶ労力も大変です。また、粗大ゴミ処理券を事前に購入して必要事項を記載のうえ、ゴミに貼らなければならないので手間がかかります。エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機など家電リサイクル法の対象となる品目は回収してもらえません。

・不用品回収業者に粗大ゴミ回収を依頼するメリット
土日や祝日にも回収に応じている不用品回収業者は多く、都合が折り合えば好きな日時に回収してもらえます。急な引越しが決まり、なるべく早く不用品を処分したいときにも便利です。事前にゴミの分別をしなくてもよく、自分で運び出す必要もありません。不用品回収業者は自治体では回収してもらえない家電も回収しています。家具や家電・農機具などは状態が良くまだ使えるものは高く買取してくれる可能性があり、思わぬ臨時収入となるでしょう。ゴミ屋敷や引越しなど大量のゴミが出る場合も一度に処分できます。

・不用品回収業者に粗大ゴミ回収を依頼するデメリット
不用品が一つだけの場合は回収してもらえない場合があったり料金が自治体と比べて割高になったりすることがあります。中には悪徳業者もいて、不当に高い料金を請求される場合があるため業者選びに注意が必要です。業者によって料金体系が異なるので、依頼する前に相見積もりを取って比較検討するとよいでしょう。

 粗大ゴミ処理は不用品回収業者がおすすめ

自治体に粗大ゴミの回収を依頼する場合は、回収を予約する電話は平日昼間しか対応しておらず、回収日も平日昼間のみです。また、あらかじめ定められた場所に自分で粗大ゴミを搬出する手間がかかります。タンスや机、ソファーなど大きなものを自分で運び出すのはたとえ一戸建てに住んでいたとしても大変ですし、エレベーターのない集合住宅に住んでいる人は自分で運び出すことが不可能な場合もあるでしょう。

不用品回収業者であれば、土日祝日も含めて対応してくれることも多く、自分の都合の良い日に回収を依頼できます。ゴミの分別をする必要もなく、運び出しから業者が対応してくれるので、女性や高齢者など自分でゴミを運び出すのが難しい人も利用しやすいです。自治体では回収してくれないゴミも不用品回収業者なら引取ってくれることが多い点もメリットといえるでしょう。特に、引越しや家の片づけなどで大量のゴミが出る場合は、不用品回収業者に依頼することがおすすめです。

まとめ

自分で持ち運びができる大きさのゴミを1点だけ処分したい場合、特に急ぎでない場合なら自治体に処分を依頼するのが最も費用を抑えられます。しかし、処分したいゴミが大量にある場合やゴミを自力で運び出すことが難しい場合、引越しまでにゴミを片付けたいなど日程に余裕がない場合は、不用品回収業者に回収を依頼するのがおすすめです。