【2023年最新】山武の粗大ゴミ処分
｜持ち込み･回収方法から料金まで

 山武の自治体に粗大ゴミの処分を依頼する方法

山武市は大きく、山武地域、蓮沼地域、松尾地域、成東地域の4つの地域に分けられ、ゴミの収集日が異なります。ゴミの処分ルールは山武地域、蓮沼地域、松尾地域は同じです。成東地域の場合は、他の3つの地域とルールが少し異なるところがあります。


これらの自治体に粗大ゴミの処分をしてもらうには、どのような方法で依頼するのか見ていきましょう。

山武の粗大ゴミの回収規定

山武市の山武地域、蓮沼地域、松尾地域では指定のゴミ袋に入らないものであれば粗大ゴミとして処分、回収してもらえます。ただし、指定ゴミ袋に入らないので、収集所へ出すことはできません。収集日は地域ごとに定められており、自宅収集を依頼する場合は、その収集日の前日までに事前の申し込みが必要です。


山武郡市環境衛生組合に電話連絡し、引き取りを依頼します。その後、「粗大ゴミステッカー」を購入し、粗大ゴミに貼り収集日に自宅前へ出しておくと収集日に回収してくれます。また、山武郡市環境衛生組合へ自分の車で持ち込むことも可能です。自分では運べない、引っ越しが近い、忙しいなどが理由で、自分で持ち込むこともできず、自宅収集も難しい場合は、組合が許可した収集運搬許可業者を利用して運んでもらうという出し方もできます。


成東地域では、同じく指定袋に入り切らない大きなゴミは粗大ゴミとして処分が可能です。ただし、処分できる大きさは決まっています。戸別収集してもらう場合は、事前に東金市外三市町環境クリーンセンターへ電話で申し込んだ後、その電話で案内された納付券販売所にて「納付券」を購入します。そして、決められた日・場所に納付券を貼った粗大ゴミを置くと、収集員が戸別収集を行ってくれます。また、東金市外三市町環境クリーンセンターへ自己搬入することも可能です。

粗大ゴミ分別の基準

山武市の中でも山武地域、蓮沼地域、松尾地域にお住まいの方の場合、山武郡市環境衛生組合の指定ゴミ袋に入らない大型ゴミを、粗大ゴミとしています。家具、ふとん、カーペット、自転車、原付バイク(50cc以下)、畳、トタンなどが粗大ゴミにあたります。処分したいものが粗大ゴミにあたるかどうか確認したい場合は、家庭ゴミの出し方カレンダーを確認するか、山武郡市環境衛生組合が作成したゴミ分別ウェブアプリを利用して確認してください。


成東地域でも東金市外三市町環境クリーンセンターの指定するゴミ袋に入りきらない大きさのものは粗大ゴミとしています。ただし、大きさの上限も指定されており、家具であれば長さ180cm×幅120cm×奥行80cm以下という指定があります。処分したいものが粗大ゴミにあたるかどうか確認したい場合は、家庭ゴミの出し方カレンダーや市のホームページを確認するか、東金市外三市町環境クリーンセンターへ問い合わせてください。

粗大ゴミの出し方・手順

山武地域、蓮沼地域、松尾地域にお住まいの方が粗大ゴミの自宅収集を依頼する場合、自宅収集してもらいたい日の前日正午までに山武郡市環境衛生組合へ申し込むこと、また「粗大ゴミステッカー」の購入が必要です。また、自宅収集が不可能で、自分で運べない場合は収集運搬許可業者を利用して処理施設へ運んでもらう方法もあります。業者ごとに利用条件や料金は異なるので、直接収集運搬許可業者に問い合わせしてください。


また、成東地域の場合は東金市外三市町環境クリーンセンターへ、平日で3日前（土日・祝日を除く）までの申し込みが必要です。一度に申し込める粗大ゴミは10点までという指定があります。また、自宅で収集してもらう戸別収集では、「納付券」の購入が必要です。

粗大ゴミ収集依頼方法

粗大ゴミの自宅収集を依頼するときは、次の方法で行います。


山武地域、蓮沼地域、松尾地域の場合
1.各地域で決まっている収集日の前日正午までに、山武郡市環境衛生組合へ申し込みます。（電話：0479-86-3516）
※電話の際、最初に「自宅収集の申し込み」と伝え、氏名・住所・電話番号・品物・品物の数量を伝えてください。
※各地域の粗大ゴミの収集日は、各地域1カ月につき1～3日あります。ゴミの日カレンダーにて収集日を確認し、申し込んでください。


2.粗大ゴミ1品ごとに1枚200円の粗大ゴミステッカーを購入し、見えるところへ貼ります。ステッカーは指定ゴミ袋販売店で購入できます。


3.収集日当日の朝8時30分までに、自宅の外の見えるところに出して置きます。
※収集しないものとは一緒に置かないように気を付けてください。
※申し込みをしても家の中には入らないので、必ず午前8時30分までに外に出してください。
4.その後午前8時30分から順に収集されます。
※指定ゴミ袋に入る大きさのものは収集されません。


成東地域の場合
1.東金市外三市町環境クリーンセンターへ、電話で平日3日前（土日・祝日を除く）までに申し込みます。（電話：0475-50-5301）
※住所、氏名、品目、サイズ、排出場所等を伝えます。
※品目などの変更は平日2日前（土日・祝日を除く）まで可能です。
※一度に申し込める粗大ゴミの数は10点までです。


2.申し込みの際に案内されたお店で、納付券を購入します。
納付券は1枚300円ですが、粗大ゴミの品目に応じて処理手数料が異なります。処理手数料を電話にて確認した後、手数料に応じた納付券を購入してください。（払い戻し不可）


3.収集日当日に収集日、氏名を記入した納付券を粗大ゴミ貼り、朝8時までに家の前に出します。
※立ち会いは不要です。

粗大ゴミとして出せないもの

粗大ゴミの持ち込みについて

粗大ゴミの持ち込みする場合は、次の手順で行います。


山武地域、蓮沼地域、松尾地域の場合
粗大ゴミを自分で直接、山武郡市環境衛生組合へ持ち込みたい場合、次の日時で搬入が可能です。
搬入可能日：月曜日～金曜日（祝日・年末年始を除く）、毎月第二日曜日
搬入可能時間：月曜日～金曜日午前9時～午前11時および午後1時～午後4時、第二日曜日午前9時～11時（午後は不可）


1.前日に山武郡市環境衛生組合へ持ち込みの申し込みを行います。（電話：0475-50-5301）
持ち込み予約可能日時：月曜日から金曜日（祝日・年末年始を除く）午前8時30分から午後5時15分
※第2日曜に搬入を希望する場合は、2週間前から直前の金曜までに予約します。
※予約希望時間が通らないこともあるので、候補をいくつか考えておくといいでしょう。
※最初に「直接搬入」と伝え、住所、氏名、電話番号、搬入する品物、搬入時間帯（午前9時、午前10時、午後1時、午後2時、午後3時から選択）、搬入する車のナンバーを伝えます。


2.予約日に山武郡市環境衛生組合に着いたら、係員から指示があるまで停止線で待機し、受付順を待ちます。


3.指示があったら車で計量器に乗り、受付けの手続きを行います。


4.オレンジのタヌキの前で、指示があるまで待機してください。


5.係員の指示に従い、種類ごとに決められた場所に粗大ゴミを降ろします。


6.荷下ろしが終わったら退場し、「持込車両のレーン」で計量を待ちます。


7.指示があったら車で計量器に乗り、降ろしたゴミの重量を量り、支払いをしてください。
※10kgにつき100円です。（10kg未満でも100円かかります）


成東地域の場合
粗大ゴミを自分で直接、東金市外三市町環境クリーンセンターへ持ち込みたい場合、次の日時で搬入が可能です。
搬入可能日：月曜日～土曜日（祝日・年末年始を除く）
搬入可能時間：月曜日～金曜日午前8時30分～11時40分および午後1時～4時40分、土曜日午前8時30分～11時40分（午後は不可）


1.事前に東金市外三市町環境クリーンセンターへ搬入申し込みを電話で行います。（電話：0475-55-9141）


2.予約日に東金市外三市町環境クリーンセンターに着いたら、入口を入ってすぐの緑の計量台に車ごと乗り計量を行います。


3.係員の指示に従い、自分でゴミの荷下ろしを行います。


4.荷下ろしが終わったら退場し、2回目の計量を行います。


5.環境クリーンセンターの窓口にて現金で料金を支払います。
※家庭ゴミ10kgにつき130円です。（10kg未満でも130円かかります）
※事業系ゴミの場合10Kgにつき261円です。（10kg未満でも261円かかります）

 粗大ゴミ処理券を購入する方法

山武市の山武地域、蓮沼地域、松尾地域では、自宅収集を利用する際に、粗大ゴミ処理券こと粗大ゴミステッカーを購入する必要があります。自分で持ち込む場合や、許可業者を利用する場合には不要です。粗大ゴミステッカーは粗大ゴミ1品につき1枚必要です。1枚200円で販売されています。ステッカー販売場所は指定ゴミ袋販売店と同じです。


成東地域の場合は、戸別収集を申し込む際に納付券を購入します。納付券は1枚300円で、粗大ゴミの品目によって異なる処理手数料分を購入する必要があります。例えば処理したい粗大ゴミの処理手数料が600円の場合、納付券を2枚購入します。納付券は購入後の払い戻しは不可のため、戸別収集を申し込んだ際に、電話で案内された店で、案内された手数料分を購入してください。

粗大ゴミ処分手数料一覧

山武市での粗大ゴミ処分手数料は次の通りです。


山武地域、蓮沼地域、松尾地域の自宅収集の場合
粗大ゴミ1品につき、1枚200円の粗大ゴミステッカーが必要です。


山武地域、蓮沼地域、松尾地域の自己搬入の場合
搬入後、荷下ろし前と荷下ろし後に車ごと計量し、荷下ろしした粗大ゴミの重さで処分手数料を決定します。10kgにつき100円で、10kg未満の場合も100円です。


成東地域の戸別収集の場合
粗大ゴミの品目により、処分手数料が異なります。基本的に重さのあるもの、大きさの大きいものが600円で、それ以外の粗大ゴミは300円です。1枚300円分の納付券を必要処分手数料分、購入します。600円の処分手数料がかかる粗大ゴミには、納付券が2枚必要です。


成東地域の自己搬入の場合
搬入後、荷下ろし前と荷下ろし後の2回計量し、荷下ろしした粗大ゴミの重さで処分手数料を決定します。家庭ゴミの場合、処分手数料は10kgにつき130円です。10kg未満でも130円かかります。事業系ゴミの場合は10Kgにつき処分手数料は261円です。10kg未満でも261円必要です。

粗大ゴミ処理手数料等の減免

山武市では2022年9月時点において、山武郡市環境衛生組合の管轄である山武地域、蓮沼地域、松尾地域にも、東金市外三市町環境クリーンセンターの管轄である成東地域にも、粗大ゴミ処理手数料等の減免はありません。自治体に処分を頼む場合は処分手数料を支払い、処分してもらう必要があります。

 山武の自治体以外で粗大ゴミを処分する方法

山武市では粗大ゴミの出し方について細かいルールがあります。収集日には都合が合わない、自治体では処分してらえない粗大ゴミがあるなど、処分に困っている人もいるでしょう。その場合、自治体以外に粗大ゴミの処分を依頼する方法はあるのでしょうか。

リサイクルショップに持っていく

粗大ゴミの処理方法の1つに、リサイクルショップへ持っていくという方法があります。リサイクルショップでは家具や家電、自転車など、サイズの大きい不用品を買い取ってもらうことができます。比較的きれいな状態のものや、需要があるものなどは高値で買い取ってもらえる可能性もあります。


大きさや重さの問題で、自分で持ち運びができない場合は、自宅で出張買取査定をしてもらえることがあります。値段が付いたものはそのまま引き取ってもらえるので、粗大ゴミを運ぶ、動かす必要がないので、負担少なく利用できます。


しかし、リサイクルショップでは何でも買い取ってもらえるわけではありません。破損の大きいものや、リサイクルショップが売れないと判断したものは買い取ってもらえない上、処分もしてもらえません。改めて、別の処分方法を考えなければいけません。

販売店で引き取ってもらう

家電や家具、ピアノなど、買い替えをきっかけに処分したい場合には、買い替え時に販売店に引き取ってもらうという方法もあります。処理手数料がかかる場合もありますが、新しい商品を搬入する際に同時に引き取ってもらえるので、自宅から持ち出す必要なく処分できます。販売店によって手数料なども異なるので、販売店に確認してみましょう。


しかし、買い替えではない場合、引き取りだけは断られるケースがあったり、引き取り出張料などが高くかかり、処分費用が自治体で処分するよりも高くかかってしまったりすることもあります。この点も販売店によって異なる部分なので、購入した店に相談してみるのもいいでしょう。

不用品回収業者に依頼する

粗大ゴミの回収を、不用品回収業者に依頼するという方法もあります。不用品回収業者に依頼すると、家まで不用品を引き取りに来てくれるため、自身で不用品を搬出･処分する必要がないので、手間がかかりません。また、リサイクル法対象品目は自治体に粗大ゴミとして出すことはできませんが、不用品回収であれば処分ができます。粗大ゴミを処分するついでに、他のゴミも一緒に引き取ってくれることもあります。そのため、粗大ゴミとして処分したいものがたくさんある場合に、不用品回収業者に依頼すると大変便利です。


その他、不用品回収業者では家電などの買取をやっている場合もあります。リサイクルショップよりも高価で買い取ってくれる場合もあるので、不用品がちょっとした収入に変わる場合もあります。


ただ、不用品回収業者は処分料金が高額になりやすいです。業者によっては回収した不用品を不法投棄するケースもあり、トラブルに巻き込まれてしまう場合もあります。処分後にトラブルに巻き込まれないために、依頼予定の業者が一般廃棄物処理業の許可を得た業者かどうか、事前に確認しておくと安心です。

 山武の自治体と回収業者のメリット・デメリット

自治体で粗大ゴミを処分する場合と、不用品回収業者に依頼し処分してもらう場合のメリット・デメリットをそれぞれ紹介します。


自治体で粗大ゴミを処分するメリット・デメリット
自治体で粗大ゴミを処分する場合は、何より処分費用が安いという点がメリットです。山武市でも自宅で収集してもらう場合は1品200円～600円、自己搬入する場合は10kgにつき100円～261円と安く処分ができます。


デメリットとしては、どのように回収してもらうにしても、事前に電話での申し込みが必要なところです。また、粗大ゴミステッカーや納付券を購入する必要があり、少し手間だと感じる方もいるでしょう。自宅まで収集に来てもらう場合も、家の中までは回収に来てくれないので、自身で家から収集業者が回収しやすいところまで運び出す手間がかかります。


不用品回収業者に処分してもらうメリット・デメリット
不用品回収業者に処分してもらう場合、手間がかからないのが何よりのメリットでしょう。家まで回収にきてくれるため、自身では動かしたり、運び出したりする必要はありません。また、地域で決まった収集日などを意識することなく、自分の都合のいい時間での回収を頼めるのもメリットの1つです。


その他、値段のつくものはリサイクルショップで処分するよりも高価で買取してもらえる場合があり、お得に処分ができる可能性があります。


反対にデメリットは、料金が高くなる傾向がある点です。やはり他の処分方法よりも楽に、簡単に処分ができるため、その分処分費用が高くかかることがあります。不用品回収業者の利用料金は不用品回収に来た人の人件費、トラックの費用、処分費用がかかることが一般的です。また、不用品回収業者には回収した不用品に対し、リサイクル料を支払いリサイクルすることが義務付けられています。


しかし、業者によっては回収したものを整備して、海外に輸出したり、不法投棄したりしている違法な業者もいます。違法な処分をしている業者に処分を依頼してしまうと、業者が起こしたトラブルに巻き込まれてしまう可能性もあります。トラブルを起こす不用品回収業者に巻き込まれないために、きちんと一般廃棄物処理業の営業許可を得た業者へ依頼することが大切です。

 粗大ゴミ処理は不用品回収業者がおすすめ

山武市で粗大ゴミを処理する場合は、総合的に考えて不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。粗大ゴミは大きさもあり、重さもあるため処分が大変です。自宅収集に来てもらう場合でも、山武市の場合、収集業者が収集しやすいように自宅前に運び出す必要があります。また、自治体では収集していない不用品は引き取ってもらえません。


リサイクルショップで出張買取に来てもらったり、買い替えついでに販売店で引き取ってもらったりする方法も楽ですが、買い取ってもらえないもの、引き取ってもらえない不用品も、不用品回収業者であれば引き取ってもらえることが多いです。処分の申し込みや見積もりの手間などを総合的に考えると、不用品回収業者に処分を依頼するのが一番手軽で簡単な処分方法だと言えるでしょう。

まとめ

山武市にお住まいの方に向け、粗大ゴミの出し方や手数料などを紹介しました。自治体に粗大ゴミの処分を依頼するには、事前の電話連絡が必要な上、自宅回収してもらう際にも、自宅前に出しておかなければならないなど手間もかかります。 そのため、不要な粗大ゴミを処分する際には、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。処分の際には自宅の中まで不用品を回収に来てくれるため、予約した時間に在宅しているだけで回収してくれます。粗大ゴミの量が多くても、まとめて引き取ってもらえるので便利です。賢く、要らなくなった粗大ゴミを処分し、家の中をすっきりさせましょう。