【2023年最新】富里の粗大ゴミ処分
｜持ち込み･回収方法から料金まで

 富里の自治体に粗大ゴミの処分を依頼する方法

富里市は、粗大ゴミを集積所に出すことはできません。富里市に粗大ゴミを処分してもらうには2種類の方法から選択します。処分を依頼する方法や手順なども決まっていますので、どのようにしたらいいのか紹介していきます。

富里の粗大ゴミの回収規定

富里市では「木製家具やソファー、アルミ類、鉄類、小型家電、剪定した枝木、プラスチックと鉄の混合物」などは粗大ゴミとして扱われます。他にも、指定のゴミ袋に入らない大きさもしくは量が多いおもちゃも粗大ゴミになります。富里市に粗大ゴミの個別回収を依頼する際、処理券などは必要ありません。手数料は、個別回収を申請したときに納めます。また、超過分が出たときは収集後に追加で納めることになります。


個別回収の対象：富里市内の家庭から出た粗大ゴミが対象です。
処理手数料：有料です。
申し込み：電話予約をした後、書類で申請します。
持ち込み：持ち込みも可能です。
個別回収の申し込み先：電話予約はクリーンセンター（電話番号：0476-93-4529）、申請書類の提出先はクリーンセンターまたは富里市の環境課、日吉台出張所のいずれかです。
事業系の粗大ゴミ：対象になりません。

粗大ゴミ分別の基準

富里市で粗大ゴミとして扱われるのは「木製家具やソファー、アルミ類、鉄類、小型家電、剪定した枝木、プラスチックと鉄の混合物など」です。この他、指定のゴミ袋に入らない大きさまたは大量のおもちゃについても粗大ゴミとして扱われます。これらの粗大ゴミについては集積所に出すことはできません。富里市が決めた手順に沿って処分する必要があります。


粗大ゴミに該当する細かい品目は、富里市が発行している「ごみの分別ガイドブック」で確認できます。ただし、ここで掲載されている品目も一例にすぎません。不明なものについては、事前に問い合わせるなどしてから個別回収を予約しましょう。

粗大ゴミの出し方・手順

1.電話予約が完了したら、期限内に収集申請書と品目一覧表を提出します。
2.収集申請書と品目一覧表を提出する際に手数料を支払います。支払う場所は書類を提出する場所と同じで、クリーンセンターまたは富里市の環境課、日吉台出張所のいずれかです。
3.回収当日に対象の粗大ゴミを家の前に出しておきます。場所は、収集車に載せやすいことを考慮して選びましょう。戸建て住宅なら玄関前など道路に面した場所、マンションなどの集合住宅は、1階の入り口付近などが適しています。
4.回収日当日は立ち会いが必要です。作業員は家の中に入ることはしないので、必ず事前に粗大ゴミを外に出しておきましょう。
5.収集後、量が超過していたときや自治会等の場合は納入通知書が送付されます。富里市が指定する金融機関で支払うか、クリーンセンターまたは市の会計課、日吉台出張所のいずれかで納入して完了です。

粗大ゴミ収集依頼方法

1.はじめに、電話で予約を入れます。
2.申し込み先は「クリーンセンター（電話番号0476-93-4529）」で、回収日の3カ月前から2週間前まで可能です。直近の予約はできませんので、早めに申し込むようにしましょう。電話対応が可能な曜日と時間帯は明記されていません。しかし、クリーンセンターの窓口対応を見ると月曜日〜金曜日は午前8時30分〜正午、午後は1時〜4時まで、土曜日は午前8時30分〜正午までとなっています。電話で申し込む際もこの時間帯を参考にするといいでしょう。なお、日曜日と祝祭日、年末年始は除きます。
3.電話で予約を入れたら、回収日の1週間前までに書類を提出します。提出が必要な書類は「粗大ごみ収集申請書」と「品目一覧表」です。必要な項目をもれなく記載しておきましょう。
4.書類の提出はクリーンセンターまたは富里市の環境課、日吉台出張所のいずれかです。この中で最寄りの場所を選び、遅れないように注意して提出する必要があります。
5.書類を提出する際、手数料も納めます。自治会等は粗大ゴミの回収が終わってからの納入になりますが、一般家庭の場合は前払いが原則です。書類を提出するときは、必ず現金も持っていくようにしましょう。

粗大ゴミとして出せないもの

粗大ゴミの持ち込みについて

1.粗大ゴミを自分で直接持ち込む場合は、事前予約は特に必要ありません。なお、持ち込みであれば家庭ゴミだけでなく仕事で出たゴミも処分してもらえます。ただし、対象になるのは富里市内で出た粗大ゴミだけです。仕事ゴミについては可燃ゴミの他、缶、ビン、ペットボトル、新聞、雑誌、段ボールのみで、粗大ゴミは受け付けていません。
2.月曜日と土曜日、年末年始は混みやすいため、できるだけ避けて搬入しましょう。
3.自分で持ち込む場合、手数料はその場での支払いになります。
4.搬入できるのは本人のみです。当日は搬入する人の住所、ゴミの発生場所などが確認できる書類が必要になります。住所確認ができないと搬入できないので注意しましょう。
5.本人が高齢な場合などは親族が代理で搬入することも可能です。ただし、その場合は親族であることを証明できる書類を持参します。親族が代理で持ち込むときは、事前に相談しておいたほうがスムーズです。
6.手数料は、車の重量を入り口と出口の2カ所で量り、その差から計算されます。
7.受け入れができないものもあるので、不明なときは事前に確認しておきましょう。


富里市クリーンセンター
電話番号：0476-93-4529
持ち込み可能日：月曜日〜金曜日で、日曜日と祝祭日、年末年始（12月30日〜1月3日）は搬入できません。
持ち込み可能時間：月曜日〜金曜日は午前8時30分〜正午、午後は1時〜4時、土曜日は午前8時30分〜正午までです。
持ち込み場所：富里市クリーンセンター（住所：千葉県富里市七栄654）です。
受け入れの対象：一般家庭から出たゴミと仕事ゴミで、富里市内で発生したものが対象です。市外のゴミは搬入できません。
手数料：家庭ゴミは10kgまでごとに110円、仕事ゴミは10kgまでごとに220円かかります。
持ち込み方法：原則として事前予約などは要りません。混雑する時期を避け、対応時間内に終わるよう余裕を持って搬入しましょう。

 粗大ゴミ処理券を購入する方法

富里市では、個別回収の場合も粗大ゴミ処理券は不要です。処理券を購入するという形ではなく、重さに応じて事前に支払うという方法が取られています。回収時に重さが超過していた場合と自治会等については後から納めます。そのため、他の自治体のように粗大ゴミに処理券を貼っておくなどの手間はかかりません。


では、富里市で粗大ゴミを個別回収してもらう際にかかる手数料はどれくらいになるのか、参考として見ていきましょう。また、粗大ゴミを処分する際の手数料の減免制度についても解説していきます。

粗大ゴミ処分手数料一覧

富里市は、家庭から出た粗大ゴミの個別回収について、次のように手数料を定めています。なお、品目による手数料の違いはありません。重さで決められているため、数量や品目に関係なく計算されます。


・トラック1台（2t車）につき300kgまで：3300円
・トラック1台につき300kgを超える量：10kgまでごとに110円

粗大ゴミ処理手数料等の減免

富里市では、粗大ゴミの手数料等の減免制度は特に設けていません。代わりに「生ごみ堆肥化容器等購入設置助成金制度」が用意されています。粗大ゴミとは関係ありませんが、家庭から出る他のゴミを処理するための容器の助成を受けることができれば、その分を粗大ゴミ処理手数料に回すという考え方もできます。


「生ごみ堆肥化容器等購入設置助成金制度」で助成されるのは2種類です。密閉容器・コンポストは購入費の2分の1で限度額は1基当たり3000円、 電気式生ごみ処理機は購入費の2分の1で限度額は1基当たり2万5000円となっています。「生ごみ堆肥化容器等購入設置助成金制度」の対象になるのは、ホームセンターや電気店、農機具販売店などで購入した容器です。条件などの詳しい問い合わせは、富里市の環境課リサイクル推進班が担当しています。

 富里の自治体以外で粗大ゴミを処分する方法

富里市の自治体に依頼する以外にも、粗大ゴミを処分できる方法はあります。では、実際にどのような方法があるのか、一般的なものを紹介していきます。

リサイクルショップに持っていく

必要なくなったというだけで機能的に問題のない粗大ゴミであれば、リサイクルショップに持っていくのも良い処分方法です。自分にとっては不用になったものでも、探している人もいるかもしれません。例えば、気に入っていて使っていたのに、すでに廃番になっていて新品では手に入らない商品もあるでしょう。自分では利用価値がわからないものでも、アンティークのような希少性の高い家具もあります。リサイクルショップや専門店に持ち込んでみると、買取ってもらえることもあるものです。


自分で運ぶことが難しい場合は、出張買取に対応しているリサイクルショップを利用することもできます。粗大ゴミ以外にも買取ってもらうことができれば、まとめて不用品を処分することも可能です。ただし、使えるものであれば何でも買取に応じてくれるわけではありません。リサイクルショップで買取ってくれるのは、基本的に売れるものだけです。売れるものがない場合は、他の方法で処分することになります。また、買取ってもらえたとしても、購入時よりずっと安い金額になることは念頭に置いたほうがいいでしょう。

販売店で引き取ってもらう

家電リサイクル法に該当する家電製品やパソコンなどは、販売店で引き取ってもらうという方法があります。家電リサイクル法の対象になっている家電製品とはテレビ、エアコン、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、衣類乾燥機で、これらは富里市で処分することができません。そのため、自治体でも購入した販売店に処分してもらうか、新しい製品を買い替えるタイミングで引き取ってもらうことを推奨しています。自分が利用した販売店が不明な場合は、家電量販店など引き取りに応じてくれるところを探してみましょう。


一般的には、家電リサイクル法の対象になる家電製品を扱っている店舗なら引き取りに応じてくれることは多いものです。ホームページで調べるか電話で問い合わせるなどし、対応しているときは引き取ってもらうことができます。リサイクル料金はかかりますが、適切に処分できて安心です。ただし、自分で運ばなければならない点は問題かもしれません。中には回収に来てくれる店舗も見られますが、繁忙期や人員不足などの事情があると個別訪問に応じてくれない可能性があります。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者とは、粗大ゴミをはじめさまざまなカテゴリーの不用品をまとめて回収してくれる業者のことです。その名の通り、原則として自宅まで回収に来てくれるのが特徴で、壊れているものや使えるものに関係なく引き取ってもらえます。自治体では処分対象にならない粗大ゴミでも、不用品回収業者なら引き取ってもらえないという心配は要りません。中には対応していないゴミもありますが、自治体と比べると対応している品目が多いのも特徴です。パソコンや家電リサイクル法に該当する家電製品も回収してくれます。


自宅からの運び出しに応じてくれるのも、不用品回収業者の特徴の一つです。粗大ゴミが置かれている部屋から運び出してくれるため、依頼者自身が運ぶ必要はありません。大型の家具類や冷蔵庫、ブラウン管テレビなどは自分で運ぶことが難しく、そのまま保管していることはないでしょうか。そういった重さのある粗大ゴミも、置かれている場所から運んでくれるので楽に片付けができます。


それだけではありません。不用品回収業者は、他にもさまざまなサービスを提供している業者が増えています。例えば、ハウスクリーニングや遺品整理、ゴミ屋敷の片付け、リフォームなどにも対応している業者も存在します。粗大ゴミなどを片付けられないまま長く放置していると、その部分の床や壁紙が汚れてしまうこともあるでしょう。不用品業者を上手に選ぶと、そのような悩みもまとめて解決してくれます。

 富里の自治体と回収業者のメリット・デメリット

富里市で暮らす人にとって、市が実施している粗大ゴミの個別回収や持ち込みのルールは馴染みがあるものかもしれません。しかし、いざ利用するとなると手間がかかるなど不便に感じる人もいるでしょう。そのようなときは、民間の不用品回収業者を利用するほうが簡単に悩みを解決できることもあります。そこで、自治体と不用品回収業者を比較するために、それぞれのメリットとデメリットをあげていきます。


富里市の場合、粗大ゴミの回収手数料が安いことがメリットです。品目や点数で手数料が決められているわけではありません。トラック1台（2t車）につき300kgまで3300円で処分してもらうことができます。引っ越しや大掃除で大量の粗大ゴミが出たときも、安い手数料で回収してもらえるのはメリットです。しかし、これだけの量を家の外まで自力で運び出しておかなければならないのはデメリットといえるでしょう。300kgまで3300円でしてもらえるわけですから、まとめて粗大ゴミを処分したいと考える人は多いかもしれません。しかし、これだけの量を実際に外まで運ぶとなると相当な労力をともないます。また、1点でも3300円かかるため、処分する品目や点数によっては割高になります。


回収当日の立ち会いが必要なこともデメリットです。粗大ゴミの個別回収を依頼するとき、多くの自治体では立ち会いを不要としています。しかし、富里市の場合は自分で粗大ゴミを家の前に運び出したうえで立ち会うことが原則となっています。回収は平日のみなので、仕事などで忙しい人が利用するのは難しいでしょう。さらに、個別回収を依頼する手順も手間がかかります。まず電話予約をし、その後書類を提出しなければなりません。書類は2種類あるうえに、直接窓口まで出向く必要があります。実際に粗大ゴミを回収してもらうまでの手順が複雑で時間もかかるのは、早く片付けたい人にとっては大きなデメリットです。


一方、不用品回収業者の多くは料金に柔軟性を設けており、粗大ゴミの量や品目に応じてお得に処分することができます。1点から回収してくれる業者の場合は、品目ごとで料金が適切に決められています。大量に処分したいときはトラック積み放題のようなプランも利用でき、点数や品目に関係なく割安料金で処分できるのがメリットです。対応が早い点も不用品回収業者のメリットにあげられます。時期や道路事情にもよりますが、早い場合なら即日でも対応してもらえます。業者によっては、最短の場合30分で駆けつけてくれることも可能です。


申し込みが簡単にできる点も、不用品回収業者のメリットでしょう。回収して欲しいときは、電話を入れるだけで済みます。ホームページに専用フォームを用意している業者も多く、自分の都合に合った依頼方法を選択できるのもメリットです。当日の立ち会いが必要な点は富里市と同じですが、依頼者自身が粗大ゴミを運び出すことはありません。粗大ゴミなどの不用品を運ぶのは不用品回収業者のスタッフです。依頼者は基本的に指示をするだけで、自分の体力を気にすることなく粗大ゴミを処分できます。回収の日時は自分の希望で選べるうえに、早朝から深夜まで対応している業者もいます。


デメリットに感じることがあるとすれば、自治体よりも料金が割高に感じることかもしれません。しかし、自治体のように分別する必要もなく、解体しなければならないものも業者がすべて代行してくれます。サービス内容を考えれば、特に高いとは感じないでしょう。大概の業者は現金払いの他にクレジットカード決済や後払いなどを用意しているので、現金がなくても利用できるというメリットもあります。

 粗大ゴミ処理は不用品回収業者がおすすめ

富里市は、大量の粗大ゴミでも比較的安い手数料で処分してくれます。引っ越しなどでたくさんの粗大ゴミが出たときは、お得に片付けることが可能です。しかし、電話予約だけでなく書類での申請も必要なため、実際に利用するにはやや面倒かもしれません。申し込みをしてからの日数もかかるので、それまでの間は粗大ゴミを保管しておく必要があります。さらに、粗大ゴミを自分で運ぶという労力もともないます。さまざまな観点から考えていくと、富里市でスムーズに粗大ゴミを処分するのは難しいといえるでしょう。


その点、不用品回収業者なら、早ければその日のうちに回収に来てもらうことが可能です。原則として業者のスタッフが運んでくれますし、必要であれば解体もすべて対応してくれます。もちろん、家電リサイクル法に該当する家電製品も回収の対象です。富里市で粗大ゴミの処分に困っているなら、不用品回収業者を利用するほうがいいでしょう。買取にも応じてくれる業者もいるので、売れそうなものがあれば、その分お得な料金で回収してもらうこともできます。何より、申し込みに手間がかかることもありません。電話や公式サイトにある専用フォームを使って、簡単に依頼できる点も便利です。

まとめ

粗大ゴミは、自治体に頼れば比較的安い手数料で処分できます。しかし、実際には分別や解体、運び出しといった手間がかかるのが現実です。富里市は大量の粗大ゴミにも対応してくれますが、それだけのゴミを自力で運ばなければなりません。力がない人は諦めてしまうこともあるでしょう。自治体に頼るのが難しいと感じたときは、民間の不用品回収業者を利用するという選択もあります。電話だけで回収に来てもらうことができますし、見積もりにも応じてもらえるので、予算を考えながら早めに片付けることが可能です。