【2023年最新】白井の粗大ゴミ処分
｜持ち込み･回収方法から料金まで

 白井の自治体に粗大ゴミの処分を依頼する方法

粗大ゴミを処分したいとき、最初に思いつくもっとも一般的な方法は自治体への依頼でしょう。粗大ゴミの取り扱いや処分方法は自治体ごとに異なるため、それぞれの地域ごとに定められた規定をよく確認し、遵守することが大切です。ここでは、白井市の自治体に粗大ゴミの処分を依頼する方法について解説します。

白井の粗大ゴミの回収規定

白井市では、「市指定のゴミ袋に入らず、袋が閉じられないもの」を粗大ゴミとして扱っています。粗大ゴミの処理を白井市自治体に依頼する際は、事前に粗大ごみ受付センターへの申し込みが必要です。処分は有料で、現金で支払うのではなく事前に必要額分の「粗大ごみ処理券」を購入しておきます。また、粗大ごみ受付センターへの申し込みは、基本的に電話対応のみです。たとえば、白井市のサイトからフォームで申し込むといったことはできません。


とはいえ、障がいがあるなどの理由で電話をかけるのが難しい人もいるでしょう。そのようなケースでは、メールで依頼することもできます。白井市のサイトから「粗大ごみ申込票」をダウンロードし、必要事項を記入してメールに添付することが必要です。粗大ごみ受付センターの連絡先は以下のとおりです。
・電話番号：047-491-4753
・FAX番号：047-491-3312
・メールアドレス：kiremachi@city.shiroi.chiba.jp

粗大ゴミ分別の基準

白井市の粗大ゴミの基準はシンプルです。市が指定するゴミ袋に入らず閉じきれないサイズのゴミは、基本的に粗大ゴミとして扱われます。たとえば、机やいす、タンスなどの家具類、照明器具や電子レンジなどの家庭用電化製品、障子などの建具といったものです。ただし、袋に入りきれないサイズのものすべてが粗大ゴミ扱いになるわけではありません。あとで詳しく説明しますが、有害なものや悪臭を発するもの、あまりに重量があるもの、市では処理できないものなどは粗大ゴミとしての回収対象外です。


自分が捨てたいものが粗大ゴミに該当するかどうか判断ができないときは、白井市環境課きれいなまちづくり班が作成しているパンフレット「家庭の粗大ごみの出し方」を確認しましょう。パンフレットは、白井市駅前センターや西白井複合センターなどで配布しています。市のサイトの「粗大ごみの種類と出し方」や「ごみの出し方パンフレット等を配布しています」のページからダウンロードすることも可能です。

粗大ゴミの出し方・手順

白井市で初めて粗大ゴミを出す場合、どのような流れになるのかよく分からないでしょう。そこで、ここでは粗大ゴミを依頼し収集してもらう際の大まかな流れを解説します。


1.まずは「粗大ごみ受付センター」に電話をし、捨てたいものの品目・個数・地区などを伝えましょう。スタッフが必要な料金や収集日、受付番号、粗大ゴミを出しておく場所を知らせるので、忘れずメモしておきます。このとき伝え忘れた品目があった場合、収集日に出しても回収してもらえません。抜け漏れなく伝えるために、電話をするまえに捨てたい品目と個数をよく確認し、メモにまとめておくと良いでしょう。


2.白井市内にある「粗大ごみ処理券取扱店」で料金分の「粗大ごみ処理券」を購入します。コンビニや個人商店、スーパーなどで扱っていますが、販売していない店舗もあるので注意が必要です。粗大ごみ処理券取扱店は、ピンク色のマークが店頭に貼られているので分かるでしょう。パンフレット「家庭の粗大ごみの出し方」にも、粗大ごみ処理券取扱店の一覧が載っています。


3.購入した粗大ごみ処理券に、電話で伝えられた収集日と受付番号を記入し、粗大ゴミの目立つところに貼ります。


4.収集日になったら、朝の8時半までに粗大ゴミを指定場所に出しておきましょう。指定場所は、戸建ては家の前などになることが多いですが、道が狭く収集車が入らないときは少し離れた場所になることもあります。集合住宅の場合は、指定の集積所まで運ぶことが必要です。


5.収集員が収集車で粗大ゴミの回収に来ます。回収の際の立ち会いは不要です。


なお、以前は持ち出し収集も行っていましたが、現在は実施していません。持ち出し収集とは、高齢者世帯や障がい者世帯で粗大ゴミの屋外搬出が困難な場合に限り、収集員が家に入って持ち出しを行うというものです。コロナ禍の影響により、2021年3月に休止になりました。

粗大ゴミ収集依頼方法

ここで、白井市で粗大ゴミの収集を依頼する方法をまとめておきましょう。収集を申し込む際は、「粗大ごみ受付センター」へ受付時間内に電話で連絡し、捨てたいものの品目や個数、地区を伝えます。先方から受付番号や収集日、料金、当日に粗大ゴミを出しておく場所を伝えられるので、忘れないようメモしておきましょう。粗大ごみ受付センターの連絡先と受付時間は以下のとおりです。
・電話番号：047-491-4753
・受付時間：8:30～17:00


なお、事情で電話がかけられないケースのみ、メールで収集を依頼することも可能です。メールで依頼するときは、「粗大ごみ申込票」を添付しましょう。粗大ごみ申込票は、白井市の公式サイトからダウンロードできます。氏名や住所、電話番号などの必要事項を記入し、粗大ゴミリストの捨てたい品目に個数を書き入れる方式です。依頼メール送信後は、内容の確認や収集日の調整などで担当者と何度かやり取りが必要になります。環境課の担当者から返信が来たら、きちんと返事をしましょう。

粗大ゴミとして出せないもの

白井市の規定では、市が指定するゴミ袋に入らないものは粗大ゴミ扱いです。とはいえ、どのようなものでも粗大ゴミとして出せるわけではありません。以下は回収の対象外となるので注意しましょう。
・家電リサイクル法対象品目（冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機、エアコン、テレビ）
・パソコン
・有害なもの（有毒性の薬品、農薬、汚泥など）
・危険なもの（ガソリン、ガスボンベ、消火器など）
・容積重量が大きいもの（浴槽、ピアノ、建物設備など）
・市では処理できないもの（レンガ、瓦、石、タイヤなど）


家電リサイクル法対象品目とパソコンの処分方法は、3‐2の段落で詳しく説明します。それ以外の処理困難物（有害なもの、危険なもの、容積重量が大きいもの、処理できないもの）については、市が指定する廃棄物処理業者に相談しましょう。以下は、業者名と連絡先です。
・有限会社大久保清掃：047-492-0120
・有限会社白井環境サービス：047-492-0769
・有限会社白井清掃：047-492-0768
・都市環境サービス株式会社：047-491-4751
・山口清掃有限会社：047-491-1845

粗大ゴミの持ち込みについて

多くの自治体では、粗大ゴミは戸別収集のほかにゴミ処理施設に直接持ち込んで処分することも可能です。ところが、白井市内には粗大ゴミの処理施設がありません。そのため、市では基本的に戸別収集を推奨しています。とはいえ、引越しや遺品整理などで大量の粗大ゴミが出てしまうこともあるでしょう。そのようなやむを得ない場合のみ、印西市にある印西クリーンセンターへの持ち込みが認められています。持ち込みが認められる目安は、粗大ゴミ10点以上あるいは軽トラックの荷台がいっぱいになるほどの量です。それ以下の場合は、戸別収集を利用しましょう。


持ち込みの手順は以下のとおりです。
1.粗大ゴミを車に積んで市役所に行き、環境課で「搬入許可証交付申込書」に記入しましょう。本人確認書類の提出も必要です。市職員が粗大ゴミを確認します。
2.必要な処分手数料を現金で支払い、許可証の交付を受けます。
3.受付時間内に印西クリーンセンターに搬入しましょう。印西クリーンセンターへの連絡は不要です。


印西クリーンセンターの住所、連絡先、受付時間は以下のとおりです。
・住所：印西市大塚1丁目1番地1
・連絡先：0476-46-2732
・受付時間：平日9:00～12:00、13:00～16:00／土曜9:00～12:00
※日曜祝日は搬入不可

 粗大ゴミ処理券を購入する方法

粗大ごみ処理券は、市内の取扱所で購入できます。「粗大ごみ処理券取扱店白井市」と書かれたピンクの四角いマークが目印です。粗大ごみ処理券の額面は520円の一種類です。処分手数料は品目によって520円・1040円・1560円・2080円・2600円に分かれていて、必要分の粗大ごみ処理券を購入します。たとえば、処分費用の合計が2600円であれば、5枚購入します。誤って多めに購入しても、払い戻しはしていません。必要枚数を確かめてから購入しましょう。


なお、2020年1月以前に販売していた350円券が手元にある場合、環境課窓口で差額の170円を払えば520円券との交換が可能です。交換を希望するなら、粗大ごみ処理券取扱店では対応できないので、必ず市役所まで行きましょう。

粗大ゴミ処分手数料一覧

粗大ゴミの処理手数料は品目ごとに決まっていて、パンフレット「家庭の粗大ごみの出し方」に料金が掲載されています。ざっと紹介しましょう。品目名・戸別収集時の料金・直接搬入の料金の順に記載します。
・空気清浄機520円／220円
・扇風機520円／220円
・電子レンジ520円／220円
・いす（2人用以上）1040円／440円
・ソファー（2人用以上）1560円／660円
・マッサージ機2080円／880円


一覧に記載されていない粗大ゴミは、以下を基準に料金を算出します。
・重量が15kg未満520円／220円
・重量が15kg以上25kg未満1040円／440円
・重量が25kg以上35kg未満1560円／660円
・重量が35kg以上45kg未満2080円／880円
・重量が45kg以上2600円／1100円

粗大ゴミ処理手数料等の減免

白井市では、特に粗大ゴミ処理手数料の減免措置はとっていません。

 白井の自治体以外で粗大ゴミを処分する方法

白井市自治体に依頼する方法以外にも、粗大ゴミを処分する方法はいくつかあります。ここでは、主な処分方法を3つ挙げて紹介します。それぞれ特徴や費用が大きく異なるので、内容をよく理解し、適切な方法を選ぶようにしましょう。

リサイクルショップに持っていく

粗大ゴミの状態が良ければ、リサイクルショップで売れる可能性があります。リサイクルショップで扱う品目は家具や家電だけでなく、服やバッグ、楽器など多岐にわたるので、粗大ゴミ以外にも処分したいものがあれば一緒に査定をお願いしてみると良いでしょう。うまく買い取ってもらえれば、処分費用がかかるどころかお金が入るので、かなりお得な方法といえます。とはいえ、どのようなものでも買い取ってもらえるわけではありません。たとえば、古びて汚いもの、傷だらけのものは断られる可能性が高いでしょう。家電の場合は、年式が5年以上経過していると買取対象外になることが一般的です。


とはいえ、有名メーカー製でデザイン性が高いものなどは、状態が良ければ10年以上経っていても買い取ってもらえることもあります。要は、リサイクルショップの店舗に並べてみて売れる見込みがあるなら、買い取ってもらえる可能性があるということです。良い状態のものがあれば、リサイクルショップに相談してみると良いでしょう。汚れがあればきれいにふき取り、取扱説明書やケーブル、アタッチメントなどの付属品もあればそろえておくと、買い取ってもらえる可能性が上がります。


なお、リサイクルショップに買取を依頼する方法は、店舗への持ち込みだけではありません。店舗への持ち込みは、重い粗大ゴミを運ばなければならず大変です。買い取ってもらえるとは限らず、断られれば持って帰らなければなりません。そこで、粗大ゴミの量が多い場合や重くて運べない場合などは、出張買取をお願いするのも1つの方法です。買取専門のスタッフが自宅まで来て粗大ゴミを査定し、金額に納得したら買い取ってもらえます。運び出す必要がなく、負担になりません。


粗大ゴミを梱包してリサイクルショップに送り、査定してもらう宅配買取もあります。ただし、送料や返送料がかかる場合があるので注意が必要です。送料は業者が負担することが多いものの、買取不成立で不用品が送り返されてくる際に返送料が必要な店舗もあります。返送料が高くついて損をしたということのないよう、注意しましょう。

販売店で引き取ってもらう

家電リサイクル法対象品目（冷蔵庫・冷凍庫、エアコン、洗濯機・衣類乾燥機、テレビ）や家庭用パソコンは、白井市自治体での処分はできません。それぞれ、法律を守って適切な方法で処分することが必要です。一般的な方法は「販売店で引き取ってもらう」というものです。冷蔵庫やエアコンなどの家電リサイクル法対象品目を処分する場合、買い替えの場合は新製品を購入した販売店に依頼すれば引き取ってもらえます。店舗によって引き取り方法やリサイクル料金、運搬料金が違うため、確かめておきましょう。買い替えで新製品を購入する場合、運搬料金が安くなることがあります。


買い替えではなく処分だけする場合は、家電を購入した店舗に依頼すれば対応してもらえるでしょう。とはいえ、購入店舗が遠方で行けなかったり購入先が分からなかったりすることもあるものです。そのようなケースでは、まずは近くの家電販売店に相談してみましょう。リサイクル料金と運搬料金を払えば、対応してもらえることがあります。とはいえ、応じるかどうかは店舗次第です。


引き取ってもらえない場合は、郵便局でリサイクル料金を払い込み、家電メーカーが指定する引き取り場所に自力で搬入することもできます。もしくは、白井市が指定する廃棄物収集運搬許可業者に引き取りを依頼しましょう。自宅まで引き取りに来てもらえます。リサイクル料金と運搬料金が必要です。以下に収集運搬許可業者を示しましょう。
・有限会社大久保清掃：047-492-0120
・有限会社白井環境サービス：047-492-0769
・有限会社白井清掃：047- 492-0768
・山口清掃有限会社：047-491-1845047- 492-0768


パソコンは製造・販売メーカーに回収を依頼しましょう。パソコンメーカーに回収を申し込むと振込用紙が郵送されてくるので、リサイクル料金を払いましょう。料金を払うとエコゆうパック伝票が送られてくるので、パソコンを梱包した箱に貼りつけます。あとは、郵便局窓口で出すか、伝票記載の郵便局に連絡して取りに来てもらうかしましょう。ケーブルやアダプターなど出荷時に同梱されていた付属品も、パソコンと一緒に出します。

不用品回収業者に依頼する

粗大ゴミの処分は、不用品回収業者を利用することもできます。不用品回収業者とは、自宅にある粗大ゴミを含むさまざまな不用品の回収を行っている民間業者です。基本的に収集日をこちらから指定でき、粗大ゴミを家の前に出さなくてもスタッフが部屋に入って搬出します。ゴミの分別をする必要もありません。粗大ゴミのほかに一般家庭ゴミが混ざっていても、そのまま回収してもらえます。不用品の回収以外に、ハウスクリーニングや汚れた壁の張替えといったサービスを提供しているところも多いです。

 白井の自治体と回収業者のメリット・デメリット

粗大ゴミの回収は、自治体でも不用品回収業者にも依頼できます。どちらに頼むか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。それぞれの違いを把握し、メリット・デメリットを理解したうえで依頼先を検討することが大切です。では、どのようなメリット・デメリットがあるのか見ていきましょう。


自治体に処分を頼む場合、もっとも大きなメリットは「処分費用が安い」という点です。白井市の場合、粗大ゴミの処理費用は1点520円～2600円までで、多くのものが520円のカテゴリに入っています。仮に1つ520円のものを5点処分したとしても、2600円しかかかりません。お財布に優しい方法です。


一方、デメリットとしては「すぐに処分できない」「重たいものを自力で運び出さなければいけない」「きちんとした分別が必要」などの点が挙げられます。戸別収集を依頼した場合、自分の希望日を指定することはできません。急いで処分したくても、指定された日まで待つ必要があります。また、重く大きなものでも、自分で指定場所まで運ばなければなりません。白井市では、自力で運び出すのが難しい場合に限り持ち出し収集を実施していましたが、2021年3月をもって休止しています。家庭ゴミなどが混じっている場合、分別も必要です。


不用品回収業者に依頼する大きなメリットは「収集日が指定できる」「分別不要」「自力で持ち出さなくても良い」などです。自治体とは異なり、希望する日に収集に来てもらえます。また、おおよそどのようなものでも回収してもらえ、粗大ゴミとそれ以外で分ける必要がないので、手間がかかりません。引越しなどで大量に捨てるものが出ると分別が大変ですが、不用品回収業者にお願いすればひとまとめに引き取ってもらえます。スタッフが搬出してくれるため、重く大きいものを自力で家の外に運び出さなくて済むのも大きなメリットです。搬出の際は養生するので、床や壁が傷つくこともありません。


デメリットは、処分費用が自治体より高くなる点です。とはいえ、不用品回収業者は積み放題プランを設定していることが多く、ゴミの量が多い場合などは割安になる可能性があります。ゴミの分別や持ち出しの手間賃も含まれていると考えれば、妥当な金額ではないでしょうか。

 粗大ゴミ処理は不用品回収業者がおすすめ

白井市で粗大ゴミを処分するなら、自治体に依頼するより、不用品回収業者を利用するほうが便利でおすすめです。特に、引越しやリフォーム、遺品整理で不用品が大量に出てしまった場合、分別するだけでも大変でしょう。可燃ゴミや不燃ゴミ、紙や布類、資源物、粗大ゴミと細かく分け、さらにそれぞれの収集日まで保管しなければなりません。持ち出し収集がなくなり、粗大ゴミを出せずに困っている人もいるのではないでしょうか。


不用品回収業者であれば、電話で連絡するだけです。早ければ即日対応してもらえ、すべてのゴミを引き取ってもらえるので、すぐにすっきり片付けられます。基本的に見ているだけで良いので、身体的な負担もありません。

まとめ

白井市の自治体に粗大ゴミの処分を依頼する場合、戸別収集が基本です。電話で予約し、粗大ごみ処理券を購入して不用品に貼り、収集日には指定場所まで運び出す必要があります。ただし、冷蔵庫やエアコン、パソコン、危険なものや処理ができないものなど、粗大ゴミとして処分できないものもあるので気を付けましょう。自治体に依頼する以外の方法でおすすめなのが、不用品回収業者の利用です。関東一円をカバーする「ゴミ回収バスターズ」なら即日対応が可能で、清潔な身なりで自宅に行ってゴミ類をすべて回収してくれます。粗大ゴミの処分で悩んでいるなら、まずはゴミ回収バスターズに相談してみてはいかがでしょうか。