【2024年最新】成田の粗大ゴミ処分
｜持ち込み･回収方法から料金まで

 成田の自治体に粗大ゴミの処分を依頼する方法

成田市で粗大ゴミを処分するためには、まず、成田市の自治体に処分を依頼する方法があります。ここからは、成田市の自治体に粗大ゴミの処分を依頼する方法について、粗大ゴミの回収規定や粗大ゴミ分別の基準、収集依頼の仕方などを紹介します。

成田の粗大ゴミの回収規定

成田市で粗大ゴミを処分する場合、決められた条件はあるものの、その条件を満たしていれば無料で回収してもらうことが可能です。具体的な粗大ゴミを処分する方法としては、家の近くの収集場所まで市の担当者が回収に来る戸別収集か、指定の場所に自分で持ち込みをする方法が挙げられます。具体的な内容については後述しますが、どちらの方法も利用条件や手順などが異なるため、申し込む前にしっかり確認することが大切です。

また、きず・しみ・色あせ・がたつき・ガラス割れなどの問題がなく、ネジや部品が揃っている大型の木製家具をはじめ、金属製の家具類、小型家電などはリサイクル処分ができる場合もあります。そのような家具などを処分したい場合は、一度、成田市リサイクルプラザ(0476-36-1000)へ連絡するとよいでしょう。成田市リサイクルプラザの受付時間は9時～17時まで(月曜日・祝日・12月29日から1月3日までを除く)となっています。なお、成田市リサイクルプラザではリサイクル品の受付はしているものの、粗大ゴミの受付はおこなっていません。そのため、粗大ゴミとして処分したい場合には適さないため、気を付けましょう。

粗大ゴミ分別の基準

成田市では市が指定するゴミ袋に入らない大きさのゴミを「粗大ゴミ」として扱っています。具体的な袋のサイズに関しては、可燃ゴミの場合は「特大」、資源物の場合は「大」の指定のゴミ袋に入らなければ「粗大ゴミ」として分類されるでしょう。このような指定の袋に入りきらない粗大ゴミは、一般的なゴミと一緒に通常のゴミ回収場所に置いておいても回収してもらえないため、注意が必要です。処分する場合は戸別収集か持ち込み、もしくはリサイクルできそうな品物であればリサイクルプラザに引き取ってもらうといった方法をとらなくてはいけません。

粗大ゴミの出し方・手順

成田市において粗大ゴミを戸別収集で処分する場合は、事前に電話で収集の申し込みをする必要があります。粗大ゴミの戸別収集にかかる料金は無料ですが、「1世帯につき1回の申し込みで処分できるのは3点まで」という決まりがあるため、注意が必要です。万が一、それ以上の粗大ゴミを処分したいのであれば、改めて予約をする必要があります。なお、成田市で回収できない品物については後述しますが、それ以外に、自転車を処分する場合は「再生品利用承諾書」を添付しなくてはいけません。再生品利用承諾書には住所・氏名・自転車の車体番号を記入します。

所有している自転車に防犯登録をしている場合は、処分する前に最寄りの交番や警察署、または自転車販売専門店などで防犯登録を解除することが必要です。再生品利用承諾書を添付して処分した自転車は利用できる部品を組み合わせて、「再生自転車」として毎月リサイクルプラザで販売されます。再生品利用承諾書は成田市クリーン推進課のホームページや、成田市内の各公民館、コミュニティセンター、各支所などに備え付けられているため、自転車を処分する前に自分で印刷するか、承諾書が置いてある場所に取りに行き、必要事項を記入しておきましょう。

粗大ゴミ収集依頼方法

成田市で粗大ゴミの収集依頼をおこなう場合は、成田富里いずみ清掃工場(0476-36-1689)に電話をかけて収集の申し込みをする必要があります。一般ゴミを出す場所に粗大ゴミを出しても回収してもらえないため、粗大ゴミの収集を依頼する場合は、事前に電話をかけて申し込むことを忘れないようにしなくてはいけません。成田富里いずみ清掃工場の電話受付日時は、月曜日～金曜日(祝日と12月29日から1月3日までを除く)の8時30分～17時15分までです。電話で収集を依頼したい粗大ゴミを伝えて、収集日を決めます。

決められた収集日には、任意の紙にカタカナで「申込者の名字」のほか、「粗大ゴミ申し込み済み」と記入してから収集担当者の目につきやすい場所に貼り付けて、粗大ゴミを指定されたゴミ収集所に出しましょう。回収にかかる料金は無料なため、事前や回収日当日に費用を支払う必要はありません。粗大ゴミを決められた収集所に出しておく時間は8時30分までです。それ以降に出しても回収してもらえない場合があるため、余裕を持って出しておくことが大切です。

なお、大きな粗大ゴミや重たい粗大ゴミなど、一人では収集所に運べないものもあるかもしれません。しかし、収集スタッフが建物内に入って運搬をすることはできないため、一人での持ち運びが難しいものを出したい場合は、指定場所まで運んでくれる人員をあらかじめ確保しておく必要があります。収集の際に立ち会う必要はないため、収集場所に粗大ゴミを置いておくだけで回収してもらうことが可能です。自転車を処分する場合は上述の通り、再生品利用承諾書に必要事項を記入し、自転車に貼り付けてから出す必要があるため、気を付けましょう。

粗大ゴミとして出せないもの

粗大ゴミの持ち込みについて

成田市では戸別収集のほかに、粗大ゴミを持ち込みで処分することも可能です。粗大ゴミを持ち込みで処分する場合、木製の家具類や可燃ゴミは成田冨里いずみ清掃工場(0476-36-1689)、金属製の家具類、小型家電などは成田市リサイクルプラザ(0476-36-1000)で受付をおこなっています。きず・しみ・色あせ・がたつき・ガラス割れなどの問題がなく、ネジや部品が揃っている大型の木製家具類は成田市リサイクルプラザへ処分の相談をしてみましょう。成田冨里いずみ清掃工場も成田市リサイクルプラザも、月曜日～土曜日、祝日に回収の持ち込みが可能です。日曜日はお休みのため、間違わないように気を付けましょう。

平日の搬入日であれば日にちや搬入時間などを事前に予約する必要はありません。都合がよいときに直接、成田冨里いずみ清掃工場もしくは成田市リサイクルプラザへ搬入すれば受け付けてもらえます。ただし、土曜日に粗大ゴミの搬入をしたい場合は前日までに連絡しましょう。搬入可能時間は8時30分～16時30分までです。12時～13時までの1時間は搬入を受け付けていません。1月中は搬入の受け入れ時間が変わる可能性があります。変更になる場合は広報なりたや成田市のホームページでお知らせされるため、1月に搬入する場合はチェックするとよいでしょう。

また、年末など、粗大ゴミを搬入する人が多く、混雑している際は順番での案内になります。持ち込んですぐに対応してもらえるかについては、その時の込み具合にもよるため、持ち込む場合は時間に余裕を持って行きましょう。なお、自分で粗大ゴミを持ち込む場合、成田市に住んでいる人の家庭から出たゴミである必要があります。成田市以外に住居を構えている人が、成田冨里いずみ清掃工場や成田市リサイクルプラザで粗大ゴミを処分することはできないため、注意が必要です。

なお、持ち込みの際は、成田市在住でゴミを処分する本人が自分で車を運転して搬入しなくてはならないとの決まりがあります。自動車運転免許証で成田市に住んでいる人物かどうかの確認がおこなわれるため、提示を求められた際は担当者に見せましょう。万が一、成田市に住んでいることが確認できない場合には、粗大ゴミの持ち込みが断られてしまいます。なお、運転免許を持っていない場合や、何らかの事情があり、搬入日当日に車を運転して粗大ゴミを持ち込むことができない場合は、事前に相談しましょう。

基本的には事前の搬入連絡は必要ありませんが、軽トラック1台以上の多量の粗大ゴミや刈った草・枝木を持ち込む場合については、事前に平日の受付時間内に成田冨里いずみ清掃工場か成田市リサイクルプラザに相談することが求められています。電話口でそれらの粗大ゴミの状況や運搬者の確認などがおこなわれるでしょう。なお、枝木などを搬入することも可能ですが、長さが長いものの場合はそのままの状態で持ち込むのではなく、長さは2m未満、太さは20cm未満にカットしてから運ばなければいけません。成田冨里いずみ清掃工場に運んだあとは、受付をしてから枝木置き場で降ろす作業をするという流れになります。

 粗大ゴミ処理券を購入する方法

自治体によっては、粗大ゴミを処理するにあたって、処分する人に粗大ゴミ処理券の購入を求めるところや、回収費用が必要になるところもあります。しかし、成田市の場合は無料で処分してもらえるため、粗大ゴミ処理券を購入する必要はありません。ただし、戸別収集の場合は1回の申し込みにつき3点までしか出すことができないという個数制限がある点に気を付けましょう。

粗大ゴミ処分手数料一覧

処分する粗大ゴミ1点ごとに処理費用が決められていたり、処分する品目によって異なる処理費用を設定したりしている自治体も存在します。しかし、成田市では前述のように、粗大ゴミ処理にかかる費用は無料で対応しているため、粗大ゴミ処分手数料も特にありません。戸別収集の場合は一度に回収してもらえる粗大ゴミの数に制限があるものの、無料で処分してもらえるため、費用面での負担がない点は特筆すべきでしょう。

粗大ゴミ処理手数料等の減免

成田市では粗大ゴミ処分をする人は無料で処分できるため、特定の対象者に対する粗大ゴミ処理手数料などの減免は設定されていません。

 成田の自治体以外で粗大ゴミを処分する方法

成田市に住んでいる人が粗大ゴミを処分する場合は、まず、上述したように、成田市の自治体に依頼する方法が挙げられるでしょう。しかし、それ以外にも粗大ゴミを処分する方法はあります。ここからは成田市の自治体に依頼する以外で粗大ゴミを処分する方法について紹介します。

リサイクルショップに持っていく

まずはリサイクルショップに持って行く方法が挙げられます。リサイクルショップは、不要になったものを持って行くと買い取りをしてもらえる場所です。自分で粗大ゴミを持って行って査定してもらうことも可能ですが、お店によっては自宅まで引き取りに行く出張買い取りを実施しているところもあります。出張買い取りであれば車を運転できない場合や、自分で持ち運びが難しいものでも査定に出すことが可能です。なお、リサイクルショップの場合は、買い取りできるものとできないものがあるため、粗大ゴミを処分したい場合は、事前に買い取りが可能な品物かどうかを確認するとよいでしょう。

リサイクルショップを利用する場合の注意点としては、まず、査定金額は売値の10分の1程度になることに納得したうえで買い取りを依頼しなくてはいけない点が挙げられます。リサイクルショップに買い取りを依頼すると、購入当時は高価なものであっても低い査定金額になる可能性もあるでしょう。思ったよりも高く買い取ってもらえない場合もあるため、注意が必要です。また、冷蔵庫や洗濯機などの家電については製造年月日を確認する必要があります。製造年月日が5年～7年前のものであれば引き取りをおこなっているところも多くありますが、それ以上に古いものは引き取りをしていないこともあるので、事前に製造年月日を確認しましょう。

なるべく高額で買い取ってもらうためには、付属品も一緒に引き渡すことがポイントです。リモコンやケーブル、説明書などの付属品がある場合は、本体と一緒にそれらも渡しましょう。また、本体が入っていたケースがある場合はそれも一緒に引き取りを依頼することで、本体のみの場合より高く買い取ってもらえる可能性もあります。さらに、拭き取れる汚れやホコリなどは受付する前に取り、なるべくきれいな状態で買い取りを依頼することで高額査定が期待できるでしょう。

販売店で引き取ってもらう

不要になった家電などは販売店で引き取ってもらう方法もあります。特に、テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機・衣類乾燥機といった家電リサイクル法対象品目は成田市の自治体では引き取ってもらえないため、販売店に引き取り依頼をするとよいでしょう。処分のみの場合は、購入したお店に引き取りの義務があります。また、同種の製品を買い替える場合は、購入する小売店に同種の製品を引き取る義務があります。販売店に引き取りを依頼する場合は、リサイクル料金と収集運搬にかかる料金を支払うことで引き取ってもらうことが可能です。リサイクルにかかる料金はメーカーやサイズによって異なるため、お店で確認しましょう。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者に依頼することで、不要になったものを回収してもらうことが可能です。リサイクルショップと似ていますが、リサイクルショップでは買い取りしてもらえるものが限られている一方、不用品回収業者に依頼すれば大半のものを回収してもらえるという違いがあります。なお、不用品回収業者は買い取りした不用品を再販することで得る利益と廃棄処分費に上乗せされた人件費などで出た利益が儲けとなります。そのため、再販できないような不用品を回収してもらうためには廃棄処理費が請求されることもあるでしょう。

処分したい品目に応じた処分費用もしくは、軽トラック積み放題プランや1tトラック積み放題プランなど、パックプランが設定されている場合はそれに応じた費用を支払わなくてはいけません。しかし、不用品回収業者の中にはリサイクルショップと同様に、粗大ゴミの回収だけでなく、買い取りをおこなっているところもあるため、そのような業者に粗大ゴミの回収を依頼することで、不要になったものを現金化できる可能性もあります。不用品回収業者に依頼する具体的なメリットについては、後述します。

 成田の自治体と回収業者のメリット・デメリット

成田市の自治体に粗大ゴミの処分を依頼する場合のメリットとデメリットについて、前者はまず、無料で処分してもらえる点が挙げられるでしょう。戸別収集の場合は1度の申し込みにつき3点までという個数制限があるものの、3点以上ある場合は改めて申し込みをすれば再度無料で回収してもらえます。自分で持ち込む場合は点数の制限なく、無料で処分してもらうことが可能なため、金銭的な負担を減らしたい人には適しているでしょう。

また、自治体が作業を請け負っているため、不用品処分にまつわるトラブルに巻き込まれる心配も不要です。回収業者の中には不法投棄をするところもあり、そのような業者に依頼してしまった場合は依頼者も処罰を受ける可能性もあります。成田市の自治体に依頼すれば、不法投棄などのトラブルが起こる可能性は低いため、安心して粗大ゴミの処分を依頼できるでしょう。

後者については、戸別収集を依頼する場合、一度に3点までしか引き取ってもらえない点が挙げられます。引っ越しなどで多量の粗大ゴミが出た場合には適さないこともあるでしょう。持ち込みは個数制限はありませんが、粗大ゴミを処分したい本人が車で行かなくてはいけないため、運転免許証を持っていない人や、さまざまな事情で運転できない人には持ち込み処分をすることは容易ではありません。また、大きな粗大ゴミや重たい粗大ゴミであっても自分で指定された収集場所まで運ばなくてはいけない点も人によっては難しい場合もあり、自治体に依頼するデメリットといえます。

一方、不用品回収業者に依頼する場合のメリット・デメリットですが、前者は粗大ゴミの運搬から処分までを引き受けてもらえる点が挙げられるでしょう。自分で運び出す必要がないため、一人暮らしでも安心です。また、不用品回収業者の場合、個数制限がない点も特筆すべきでしょう。一度に多量の粗大ゴミを出したい人にも適しています。デメリットとしては不法投棄など、違法な処分をしている業者もいる点に気を付けなければいけない点が挙げられるでしょう。そのような業者に依頼すると処罰を受ける対象になる可能性があるため、事前にホームページや口コミなどをしっかり確認することが大切です。

 粗大ゴミ処理は不用品回収業者がおすすめ

成田市で粗大ゴミを処分する場合は、不用品回収業者に依頼するとよいでしょう。自治体に依頼する場合は、戸別収集では個数制限があったり、自分で運び出さなくてはいけなかったりするデメリットがあります。不用品回収業者に依頼すれば、一度に多量の粗大ゴミの回収を引き受けてもらえるほか、業者が運び出してくれるため、自分で運搬する負担がありません。場合によっては買い取りをしてもらえる可能性がある点も特筆すべきでしょう。

自治体に依頼すると不用品が現金化されることはありませんが、不用品回収業者に依頼すれば不用品がお金になる場合もあります。 なるべく手早く粗大ゴミを処分したい場合や一度に多くの粗大ゴミを処分したい場合などは、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。

まとめ

成田市の自治体に粗大ゴミの処分を依頼すると無料で引き取ってもらえるメリットがあります。しかし、戸別収集では1度に処分できる数に制限があるほか、自分で収集場所まで運び出さなくてはいけません。不用品回収業者に依頼すれば、一度に多量の粗大ゴミを処分してもらえるだけでなく、運搬も任せることが可能です。多量の粗大ゴミがある場合や運搬から処分までを任せたい場合は、不用品回収業者に依頼するとよいでしょう。