【2024年最新】鎌ケ谷の粗大ゴミ処分
｜持ち込み･回収方法から料金まで

 鎌ケ谷の自治体に粗大ゴミの処分を依頼する方法

鎌ケ谷市に粗大ゴミの処分を依頼する前に、回収規定や分別基準を確認し「粗大ゴミとして回収してもらえるかどうか」を判断しておきましょう。粗大ゴミとして処理する方法は、鎌ケ谷市が行っている「粗大ゴミ収集」と「施設への自己搬入」の2種類です。具体的な手順についても紹介します。

鎌ケ谷の粗大ゴミの回収規定

鎌ケ谷市では、日常生活で不用とされた耐久消費財のうち比較的大型の廃棄物で「3辺（縦、横、奥行き）の合計が100cm以上で重さ100kg以内、長さ2.5m以内で家庭から排出されたもの」を粗大ゴミとして処分しています。事業系ゴミは収集・持ち込みともにできません。市に回収を依頼するには、事前申込と1点につき1枚880円の粗大ゴミ処理券が必要です。対象は鎌ケ谷市に住んでいる人で、費用は有料、事前に電話とFAXで申し込んで利用します。申込先は、クリーンセンターしらさぎ（047-443-5300）、聴覚・言語に障害のある人は専用FAX（047-160-8989）に申し込みます。電話とFAXの受付時間は月～土曜日の午前8時30分～午後5時15分です。直接持ち込みもできます。この場合事前予約は必要ありません。


FAXで申し込む際は、専用申込用紙をクリーンセンターしらさぎホームページからダウンロードして印刷するか、クリーンセンターしらさぎに足を運んで入手し、住所・氏名・連絡先（FAX番号等）・粗大ゴミ品目・個数・粗大ゴミを出す場所等を記載して送信します。1回の申込につき原則3点までの排出が可能です。受付処理が完了した専用申込用紙は、申込から3営業日以内にFAXで折り返し送信されます。収集日の都合が悪い場合は速やかにFAXで連絡しましょう。粗大ゴミの品目変更、及びキャンセルは、収集日の前日（日曜祝祭日の場合は収集日の2営業日前）までにFAXで連絡してください。

粗大ゴミ分別の基準

鎌ケ谷市で粗大ゴミとして処分しているのは「3辺（縦、横、奥行き）の合計が100cm以上のもの」「重さ100kg以内のもの」「長さ2.5m以内のもの」「家庭から排出されたもの」に当てはまるゴミです。集積場所に出すのではなく、クリーンセンターしらさぎに処分依頼や持ち込みを行います。処分したいものが粗大ゴミに該当するか不明な場合は、クリーンセンターしらさぎのホームページに掲載されている粗大ゴミ品目例から確認するとよいでしょう。粗大ゴミ品目例に当てはまるものがなく、判断に迷うものは事前に問い合わせておくと安心です。

鎌ケ谷におけるゴミの分類

鎌ヶ谷市では、ゴミを「燃やすごみ」「プラスチック製容器包装ごみ」「ペットボトル」「燃やさないごみ」「資源ごみ」「粗大ごみ」の6種類に分けて収集しています。燃やすごみに分類されるのは、生ごみ類や紙くず、木の枝などです。食用油も燃やすごみに当てはまりますが、固める、紙に染み込ませるといった処理が求められます。その他、おむつやちり紙、写真、ビデオテープなども燃やすごみとみなされます。プラスチック製容器包装ごみに分類されるのは、発泡スチロールやプラスチックのパック、トレー、お菓子の袋などです。ジュースやミネラルウォーター、本みりんなど、ペットボトルの識別表示マークが付いているものはペットボトルとしてゴミに出さなくてはなりません。

燃やさないごみに該当するのは、革・ゴム製品やプラスチック製品、ガラス、せともの、危険・有害物などです。その他、傘やぬいぐるみ、カーペットなども燃やさないごみに当てはまります。なお、燃やさないごみのうち、刃物や使い捨てライターなどの危険・有害物に該当するものは安全のために別の袋で出すことが奨励されています。使い捨てライターは捨てる前に必ずガスをすべて使い切り、刃物は刃の部分を紙などで包んだうえで、刃物であることを明記しておきましょう。資源ごみに該当するのは、鍋などの金属類や空き瓶、空き缶、紙類、布類などです。粗大ゴミ以外のこれらのゴミについては、指定の曜日の朝8時までにごみステーションに出す必要があります。

粗大ゴミの出し方・手順

粗大ゴミの受付から収集までには1週間～10日程度かかるので、その間に粗大ゴミ処理券を用意します。鎌ケ谷市の粗大ゴミ処理券は鎌ケ谷市内のローソン、セブンイレブン、ファミリーマート、吉川文具店、（株）野本、（株）きたいけ保険サービス、渡辺豆腐店、コンビニエンスとびやま、（有）スーパーたかせ、（有）皆川酒店、（有）清田、コープ鎌ケ谷店、ケーヨーデイツー鎌ケ谷店、花屋さんで購入できるほか、柏市沼南地域の粗大ゴミ処理券取扱店でも購入可能です。粗大ゴミ処理券に収集日と氏名を書き、粗大ゴミ1点につき1枚貼ります。


収集日当日は午前8時までに粗大ゴミを出します。粗大ゴミを出す場所は、一戸建ては門の前、または道路に面した車庫等に、集合住宅は1階の分かりやすい場所です。その他のゴミとは違い、集積場所に出しても収集してもらえないので注意しましょう。家の中まで収集に来てもらうこともできないので注意が必要です。狭い道の奥に自宅があるなど収集車が自宅の前まで進入することが難しい場合は、電話やFAXで収集を依頼する際に相談しましょう。収集の時間を指定することはできませんが、収集完了時間は午後3時です。この時間を大幅に過ぎても収集が行われていない場合は、日程の間違いがないか問い合わせましょう。

粗大ゴミ収集依頼方法

粗大ゴミの収集は電話または、FAXで申し込みます。電話での申込先は、クリーンセンターしらさぎ（047-443-5300）です。申込時に収集の日時を伝えられるので忘れないようにメモしておきましょう。FAXでの申込は耳や言語が不自由な人専用で、送信先FAX番号はクリーンセンターしらさぎ（047-160-8989）です。電話、FAXの受付時間は月～土曜日の午前8時30分～午後5時15分で、夜間や日曜、祝日及び年末年始は受け付けていません。FAXでの申込は、専用申込用紙に住所、氏名、連絡先（FAX番号等）、粗大ゴミ品目、個数、粗大ゴミを出す場所を記載して送信します。申込用紙の記載例はクリーンセンターしらさぎのホームページに掲載されているので参考にするとよいでしょう。


必要事項を記載した専用申込用紙をクリーンセンターしらさぎのFAX番号へ送信します。送信してから3日経過しても折り返しのFAXがない場合は、受付できていない可能性があるので再度FAXで連絡してください。クリーンセンターしらさぎで受付処理が完了した専用申込用紙は、収集日、粗大ゴミ処理券枚数、受付番号、受付名が記載された状態で、折り返し送信されます。専用申込用紙に記載された内容に不備や不明点などがあり、申込者に確認が必要なときは、確認内容を記載したFAXが別途送付されるので、確認して、必要な手続きを行いましょう。


受付が受理された旨の折り返しのFAXが届いたら、確認欄に記載された粗大ゴミ処理券枚数と収集日を確認します。収集日に問題がなければ粗大ゴミ処理券を必要枚数分購入し、粗大ゴミに貼りつけて収集当日の午前8時までに指定場所に出します。収集日の都合が悪い場合は、速やかにFAXで連絡して変更してもらいましょう。電話、FAX共に1回の申し込みで処分を依頼できる粗大ゴミ点数は原則3点ですが、引っ越しで大量のゴミがでる場合などは別途相談することができます。

粗大ゴミとして出せないもの

粗大ゴミの持ち込みについて

鎌ケ谷市による収集以外に、クリーンセンターしらさぎに直接ごみを持ち込むことができます。持ち込み時間内であれば、事前の申込や受付をせずに搬入できるため、自己搬入の手立てがあり、ゴミをすぐに処分したいときに便利です。自己搬入では処理券を購入する必要はなく、手数料1点440円を搬入時に支払います。持ち込み可能時間は、月～土曜日の午前8時30分～正午と、月～金曜日の午後1時～午後4時です。夜間や土日祝日の持ち込みはできません。持ち込み場所はクリーンセンターしらさぎ （千葉県柏市藤ケ谷1582）です。


クリーンセンターしらさぎに直接持ち込めるゴミは、鎌ケ谷市、柏市（沼南地域）の一般家庭から出る粗大ゴミです。家電リサイクル法対象商品であるエアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機や、廃棄に手続きが必要なパソコン等は持ち込むことができません。手数料は通常の収集料金の半額とお得です。

 粗大ゴミ処理券を購入する方法

鎌ケ谷市の粗大ゴミ処理券はコンビニやスーパーなど、市内30店舗の粗大ゴミ処理券販売店で購入できます。クリーンセンターしらさぎでは、鎌ケ谷市と柏市沼南地域の粗大ゴミ収集と搬入を受け付けているため、柏市沼南地域の取扱店でも粗大ゴミ処理券の購入が可能です。地域内の21店舗で取り扱っています。

粗大ゴミ処分手数料一覧

鎌ケ谷市の粗大ゴミ処理手数料は、回収を依頼する場合は1点につき880円、直接持ち込む場合は1点につき440円です。原則として1個を1点と数えますが、網戸、障子・ふすま、布団は3枚まで1点、衣装箱（プラスチック製）は3個1点、いす（肘なし、小いす）は4個まで1点など例外もあります。また、ギター・ケース、ステレオ一式、スキーセット、こたつ類など複数の物がセットになっているものは、1セットを1点と数えます。詳しくはクリーンセンターしらさぎのホームページで確認してください。

粗大ゴミ処理手数料等の減免

多くの自治体では、粗大ゴミの処理手数料が減免になったり免除になったりする制度を行っています。鎌ケ谷市のホームページには具体的な記載はありませんが、生活保護受給者や、地震等の天災・大規模な災害の被災者、火災等の被災者、児童扶養手当受給者、特別児童扶養手当受給者、老齢福祉年金受給者、中国残留邦人等支援給付受給者などは制度の対象になる可能性があります。対象になるかどうかや必要な手続きについては直接自治体に問い合わせてみましょう。

 鎌ケ谷の自治体以外で粗大ゴミを処分する方法

鎌ケ谷市が行っている収集や持ち込み以外にも、粗大ゴミを処分する方法はあります。それぞれにメリット、デメリットがあるので自分に合った方法を選ぶとよいでしょう。複数の処分方法について具体的に説明します。

リサイクルショップに持っていく

粗大ゴミをリサイクルショップに持って行くと買い取ってもらえる可能性があります。自分にとっては不要なゴミでも、他の人にとっては十分使える価値のあるものかもしれません。ほとんどのお店が「査定無料」「査定後のキャンセル可」を掲げているので、まだ使える粗大ゴミがある場合は気軽に査定を依頼してみるとよいでしょう。壊れて使えないものや製造年月日が一定期間より古いものは買取対象外になることもあります。


鎌ケ谷市内には複数のリサイクルショップがありますが、取り扱い品目が「衣類のみ」「金券のみ」などと限定されているお店もあるので、家電を含む総合的な商品を取り扱っているお店を選ぶようにしましょう。店頭買取ではリサイクルショップに持ち込まれた商品をスタッフが査定し、金額を提示します。査定金額に納得できたらその場で買取成立し、現金が支払われます。運転免許証や健康保険証など、現住所が確認できる本人確認書類が必要なので忘れずに持って行きましょう。


リサイクルショップでは店頭買取のほかに、出張買取や宅配買取に対応しているお店もあります。店頭に持ち込むのが大変な家具や家電は出張買取向きです。出張買取では申し込み後にスタッフが自宅を訪れて商品を査定します。査定金額に納得できたら買取成立です。現金が支払われ、スタッフによる商品に運び出しが行われます。出張買取では、「家電3点以上から」「購入から15年以内の家具」などの条件が提示されている場合があるので、申込時に確認しておきましょう。また、出張費や搬出代金などの諸経費がかかるかどうかの確認も必要です。

販売店で引き取ってもらう

家電リサイクル法に基づく4品目（エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機）は販売店で引き取ってもらうことができます。そのほかにも、新機種を購入した際に不要になった旧機種を回収するサービスはさまざまな店舗で行っているので、買い替える際に確認するとよいでしょう。家電だけでなく家具についても同様です。例えば、ニトリでは購入した商品と同数量もしくは同容量のものに限り、有料で引き取りを行っています。

不用品回収業者に依頼する

粗大ゴミの処分方法として便利なのが不用品回収業者に依頼する方法です。粗大ゴミの量やサイズに関わらず、まとめて回収してくれるサービスで、自分でゴミを仕分けたり持ち出したりする必要がありません。特別な手続きが必要な家電リサイクル法対象商品やパソコン、自治体の収集対象外の粗大ゴミもまとめて処分してもらえるので、一気に片づけたいときに向いています。


処分にかかる費用はゴミの量などによって決まるため、まず、ホームページ、メール、電話などから見積もり依頼を申し込み、金額を確認しましょう。業者による見積もり後、金額に納得できたら搬出の日時を決定します。即日対応や日時指定に対応している業者もあり、すぐに処分したいときに便利です。また、不用品回収業者の中には買取を行っている業者もあるので、回収してもらう粗大ゴミの中に買取可能な商品があれば、売ることもできます。


不用品回収業者は「引っ越しのときに粗大ゴミを一気に片づけたい」「大量の粗大ゴミを処分したい」など、ゴミの量が多いときに依頼するイメージが強いかもしれませんが、家電1つからでも処分してもらえるケースもあります。また、自治体の粗大ゴミ収集が家庭ゴミだけを取り扱うのに対し、不用品回収業者では事業者の排出するゴミも対象です。

 鎌ケ谷の自治体と回収業者のメリット・デメリット

不用品回収業者を利用するメリットは、希望の日時で回収してもらえることです。仕事などで忙しく日曜日にしか手続きできない人や、ピンポイントで日時を指定して粗大ゴミを処分したい人に向いています。また、大量の粗大ゴミを一気に処分できる点も魅力です。自治体の粗大ゴミ収集や持ち込みに対応していないゴミもまとめて処分できるので、事前に仕分けする手間がかかりません。急に引っ越しをすることが決まったときや、人が住んでいない実家の整理をしたいときなどにも、手間をかけずに一度で処分を終わらせることができます。また、重い粗大ゴミの運搬は業者のスタッフに任せ、自分で搬出する必要はありません。不用品回収業者の中には、買取サービスを行っているところもあり、その場合は回収と買取を同時にしてもらえる点もメリットです。買取の費用を回収の費用に充てることで、回収料金の負担を減らすこともできます。


不用品回収業者を利用するデメリットは、自治体に比べて費用が割高な点です。自治体の粗大ゴミ収集にも粗大ゴミ処理券など費用はかかりますが、税金を使って運営しているため自己負担は割安です。そのため、鎌ケ谷市が行う粗大ゴミ処理と比べると不用品回収業者の見積もりを高いと感じる人も多いでしょう。また、不用品回収業者の中には不当に高い金額を請求する悪徳業者が存在します。トラブルに巻き込まれないためには「不用品回収の実績が多く評価が高い」「料金の見積もりや説明が丁寧」など、きちんとした業者を見抜くコツを身につける必要があります。回収ができる最少点数についても確認が必要です。


鎌ケ谷市の粗大ゴミ収集を利用するメリットは、費用が割安で済むことです。特に鎌ケ谷市は他の多くの自治体と異なり、粗大ゴミのサイズによる処理券料金の違いがないため、大型の粗大ゴミを多く出す際の負担は少なく済みます。また、決められた日の午前8時までに出しておけば収集してくれるため、立ち会う必要がありません。仕事を休んだり、予定を空けたりする必要がない点はメリットといえるでしょう。


鎌ケ谷市の粗大ゴミ収集を利用するデメリットは、申込から収集まで1週間～10日かかり、希望日時を指定できない点です。大掃除で出た粗大ゴミはすぐに処分したいものですが、少なくとも1週間は部屋の中に置いておかなければなりません。当然、急な引っ越しなどすぐに粗大ゴミの処分が必要なケースには対応できません。収集申込の電話やFAXは平日の日中や土曜の午前中しか対応していないので、日曜や夜間にしか手配できない人にとっては利用しづらいです。また、粗大ゴミの搬出サービスがないため、家の外まで自力で粗大ゴミを搬出する必要があります。1人暮らしの人や高齢者など、粗大ゴミの搬出が難しく手続きしにくい人も多いでしょう。また、原則として1度につき3点までしか収集してもらえないため、大量の粗大ゴミの処分には向きません。家電リサイクル法対象品目など収集してもらえないゴミもあります。

 粗大ゴミ処理は不用品回収業者がおすすめ

鎌ケ谷市の粗大ゴミ収集では粗大ゴミを自力で家の外まで運び出さなければなりません。収集当日、午前8時までの早い時間に出しておく必要があるため、1人暮らしの人が知人などに運搬の協力を得るのは簡単ではないでしょう。リサイクルショップでは不用品を搬出してくれる出張買取をしていますが、買取の対象でない場合は利用できません。そのほかにも、鎌ケ谷市の粗大ゴミ収集は、収集日を指定できないことや、収集依頼の受付日や粗大ゴミの持ち込み日が平日の日中に集中していることなど、仕事をしている人にとって利用しづらい点もあります。


こうした問題点をクリアしているのが、不用品回収業者です。平日だけでなく土日や長期休暇に対応してもらえるほか、自分で運搬する必要もないため、誰にでも利用しやすいサービスだといえます。鎌ケ谷市の粗大ゴミ回収やリサイクルショップの買取で対象外となるような品物も回収してもらえるため、ホームページなどで対象品目を調べる必要もありません。粗大ゴミが出たタイミングですぐに収集してもらえる点においても、不用品回収業者がおすすめです。

まとめ

鎌ケ谷市では粗大ゴミを事前受付制の収集とクリーンセンターしらさぎへの直接持ち込みで処理しています。粗大ゴミ処理券を用意し、手順を守って排出することが求められます。そのほかにも、リサイクルショップの買取や販売店の引き取り、不用品回収業者を利用して粗大ゴミを処分することが可能です。中でも不用品回収業者は、鎌ケ谷市の粗大ゴミ収集で取り扱えない品目の処分を行っているほか、搬出日時の指定ができる点などで利用しやすくおすすめのサービスです。