不用品となったミシンの処分方法を徹底解説！

ミシンにはさまざまな種類があり、それぞれにおすすめの処分方法も異なるため、自分の手元にあるのはどの種類なのか、事前に確かめておくとよいでしょう。
ハンディミシンは片手で使える小型のミシンで、マスクなどの小物を縫うときに重宝するタイプです。ホチキス程度の大きさなので、燃えないゴミに出すこともできます。問題なく使えるなら、フリマアプリなどに出品してみるのもおすすめです。
電動ミシンはオーソドックスな家庭用ミシンで比較的安価に購入でき、ズボンの裾上げなどに使われます。コンパクトなタイプもありますが、45cm程度のフルサイズだと粗大ゴミに該当する場合が多いです。需要が少なく、専門店ではなかなか買い取ってもらえませんが、フリマアプリなどでは売れる可能性があります。故障したものは不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
コンピュータミシンは高性能の家庭用ミシンで、扱いやすいことから初心者にも人気があります。粗大ゴミとして処分するか、他の不用品と一緒に不用品回収業者に依頼するとよいでしょう。
足踏みミシンは足でペダルを踏むことで稼働させるミシンで、多くの場合は大型で重量もあります。故障しにくいのが特徴で、レトロなアイテムとしてある程度の需要があります。処分の際は、一人で運ぶのが難しいほど重いものもあるため、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
「ブラザー」「ジャガー」「ジャノメ」といった有名ブランドのミシンは品質が高く、正常に動作するものは中古市場でも高い需要を誇ります。ミシン専門店の買い取りや、フリマアプリでの売却が期待できるでしょう。壊れている場合は需要がないため、粗大ゴミとして出すか、不用品回収業者に依頼することをおすすめします。
工業用ミシンは縫製工場などで使われているもので、100種類以上のバリエーションがあるといわれています。非常に大型で重量があるため、産業廃棄物を取り扱っている不用品回収業者に処分を依頼するとよいでしょう。

ミシンを処分するにあたって注意しなければいけないのが、燃えないごみとして処分したい場合です。小型家電リサイクル法の施行により、小型家電の処分方法は小型家電リサイクルボックスが一般的となりました。燃えないごみからリサイクルできる家電などをピックアップする回収方法を採用している自治体は限られています。お住まいの自治体の回収方法をご確認のうえで処分してください。

また、自治体によって粗大ごみのサイズは異なります。ミシンの場合、50cm以上を粗大ごみとする自治体ならミシンも燃えないごみに分類できる可能性が高いですが、30cm以上を粗大ごみとしている自治体だと小型でも粗大ごみ扱いになってしまうでしょう。そもそもサイズに関係なくミシンは粗大ごみ扱いとする自治体もございますので、お住まいの自治体の粗大ごみ回収品目をご確認ください。

またミシンの寄付を希望する場合、問題なく動くものを寄付しましょう。壊れたミシンを修理して使ったり中古で売ったりする団体もございますが、受け付けているのは壊れていると言っても多少パーツが欠けている、傷が入っている程度です。パーツの取り寄せが必要だったり、まったく動かなかったりするレベルのミシンの寄付は受け付けていない可能性が高いので、この場合はご自身で処分してください。

ミシンを処分する際の料金相場は方法によって大きく異なります。お客様が処分方法を検討する際のご参考にしていただけますと幸いです。

ミシンは長く使える電化製品なので、いつ処分すればよいのか迷っている人も多いでしょう。ミシンを処分するべきタイミングを知り、適切なときに新しいモデルを手に入れることをおすすめします。
ミシンを処分するべきタイミングの1つ目は、故障して動かなくなったときです。故障したものを無理に使っていると、まっすぐに縫えなかったり、手にケガをしたりするリスクも生じます。ミシンの平均寿命は10年程度といわれているため、寿命を迎えたと感じたら処分し、次の製品を探すのが賢明です。
2つ目のタイミングは、引っ越しや断捨離などを行うときです。まだ故障していないからといって、あまり使用していないミシンをいつまでも保管していると、家の収納スペースを取られてしまいます。引っ越しや断捨離の際に、ミシンが本当に必要なのかどうかをよく検討し、不要だと判断した場合は潔く処分することをおすすめします。
3つ目のタイミングは、メーカーサポートが終了したときです。他の家電製品と同じようにミシンにもメーカーサポートは付いていますが、一定期間が過ぎると終了します。メーカーサポートが終了すると、修理や部品交換などのサービスが受けられなくなり、安全にミシンを使い続けるのが難しくなります。メーカーサポートが終了したミシンは、買い替えを検討するのがよいでしょう。

ミシンが故障したとき、修理すれば使い続けられるのか、それとも処分したほうがよいのか、判断に迷うときもあるでしょう。ここでは、故障したミシンを処分するか迷うときの判断基準を紹介します。
まず、正常に縫えるかどうかが一つの基準となります。ミシンが縫える状態なら、縫い目が均一か、まっすぐ縫えるかといったポイントをチェックしてみてください。縫い目が連続していなかったり、下糸が絡まったりしている場合、修理しても直らない可能性が高いでしょう。ミシンの軸が歪んで糸調整などもできなくなっている場合が多いため、処分するのが賢明です。
次に、製造から10～20年経過しているかどうかも判断の基準となります。基本的に、製造から10年以上経っているミシンは寿命を迎えているため、修理より処分するのがおすすめです。
手もとのランプが点灯するかどうかも判断基準の一つです。ランプを交換しても点灯しない場合は基盤が故障している可能性が高く、修理費用が高額になるため、処分して新しいものに買い替えたほうがよいでしょう。

ゴミ回収バスターズでもミシンの回収や買い取りを行っております。ただし、家庭用ミシンのみの回収・買い取りは機種によっては難しい点だけはご了承ください。家庭用ミシンは小型ですし、本来は一般ごみとして処分できるものも多くございますので、使わない小型ミシン1台のために出張してまで回収するメリットはあまり大きくありません。したがって、訪問での回収をご希望する場合は、高価格帯の機種を除いて、他の家電や家具と一緒に単品回収をご依頼いただくか、トラック積み放題プランのご利用をお願いしております。

当社にご依頼いただく場合は、電話やメール、LINEにて申し込みを受け付けております。お急ぎの場合はお返事に時間がかかってしまうため、お電話でのご連絡をお願いいたします。申し込みが完了し、回収日時が確定したら、指定の日時に私達がお客様のご自宅にミシンを回収しにお伺いします。

ミシンの処分をご依頼いただく際は、なるべく早めのご予約をお願いいたします。当社は当日予約に対応しておりますが、トラックの数に限りがあるので必ずしも対応できるとは限りません。特に引っ越しが集中しやすい2月〜4月頃は依頼が殺到し、1ヶ月待ちになってしまうケースもよくございます。ゴミ回収バスターズではお客様に安くサービスをご利用いただくため、スケジュールを詰めてガソリン代を節約し、スタッフの作業効率を最大限にしたうえでサービスを運用しています。当日予約も空きがあれば可能になってはいますが、実際のところはせっかくご連絡いただいたのに予約が埋まっていてお断りしてしまうケースも少なくありません。また、特に大型のミシンの処分をご依頼いただく場合、運搬に人手も確保する必要があります。したがって、ミシンの処分を決めたらなるべくお早めにご連絡ください。