簡単には捨てられない?思い出が詰まった人形の処分方法

思い出がたくさん詰まった人形が家にあるという人も多いのではないでしょうか。ただ、人形には魂が宿っているともいわれるため、処分に困るケースも少なくありません。特に、ひな人形や五月人形はサイズも大きく、どのように処分すべきか悩んでしまうものです。そこで、この記事では大切な人形を処分する前にやっておきたいことや、トラブルなくスムーズに人形を処分するための方法について解説します。

人形を処分する前にやっておきたい3つのポイント

思い入れのある人形をいきなり捨てるというのは、なかなか難しいものです。人形を捨てる前には事前準備をしておくことがおすすめです。処分前にやっておきたいポイントについてチェックしていきましょう。

できるだけ綺麗にする

人形の処分前にやっておきたいのが、「綺麗に掃除する」ことです。ともに過ごした人形に「今までありがとう」という感謝の気持ちをこめて、丁寧に掃除しましょう。人形を綺麗にしてお別れ会を開くことで、処分への罪悪感を抑えることができます。また、綺麗にした人形はリビングなどに飾って、思い出に浸りながら最後の時間を共有するのも良いでしょう。

もし、人形を友人に譲ったりリサイクルショップに買取に出したりする場合でも、同様に人形の掃除を行うことが基本です。人形はできる限り綺麗な状態が望ましく、汚れたままの状態で譲渡することはマナー違反と捉えられてしまうおそれもあります。特に、人形は顔が重要なパーツとなるため、丁寧に拭き掃除を行いましょう。

撮影して思い出として残す

人形は処分する前に「写真に撮っておく」こともおすすめです。ひな人形や五月人形はサイズが大きく「家に置いておく場所がない」と泣く泣く処分を決めるケースもあるでしょう。このような場合も人形を撮影しておけば、いつでも思い出すことができます。大切な人形は子どもと一緒に撮影しておくことも一案です。子どもの成長記録として有意義なものになります。写真は印刷する以外にも、デジタルデータとして保存しておく方法もあります。デジタルデータであれば写真を整理する手間やスペースも不要なためおすすめです。

人形を供養する

思い出の詰まった人形を捨てることは、どうしても「縁起が悪い」と考える人も少なくありません。このような場合は「供養をする」ことで気持ちに区切りがつき、処分しやすくなります。人形供養は大きく分けて、自分で行う方法と神社やお寺に依頼する方法があります。自分で人形を供養する場合は、人形に清めの塩をかけて白い布に包むやり方が一般的です。なお、細かい手順は問われません。供養するという気持ちが重要になります。

神社やお寺で人形を供養する場合は、基本的に供養料や手数料などがかかります。なかには無料で供養を行っているケースもあるため、費用が気になる人は事前に調べておきましょう。神社やお寺で供養してもらえば、そのまま人形の処分まで任せられるケースが多い傾向です。たくさんの人形の処分を考えている場合は「人形感謝祭」や「人形供養祭」などを実施している神社を探し、まとめて供養する手もあります。神社やお寺によって異なりますが、人形は読経・お払い・焼納などで供養されます。

自分の考えにあったものを選択しよう!人形を処分する方法7選

人形を処分する方法は、ゴミとして捨てるだけではありません。フリマアプリで売却する、知人に譲るなどさまざまな選択肢があります。主にどのような処分方法があるのか、詳しく見ていきましょう。

自治体にゴミとして回収してもらう

すでに供養やお別れ会が済んでいる場合は、思い切って人形をゴミとして処分する方法もあります。ただし、捨て方にもマナーがあるため注意が必要です。まず人形に対する礼儀として、ほかのゴミとは分別して捨てるようにしましょう。また、人形はゴミ袋から透けて見えないように工夫して捨てることが重要になります。ゴミ袋に人形が入っているのが見えてしまうと、ほかの人を不快にさせてしまうおそれがあります。自治体のゴミに出す場合は、紙袋に入れて中身が見えないように配慮しましょう。

そのほかにも、人形に使われている素材にも気を付ける必要があります。金属が含まれないひな人形の場合は、燃えるゴミとして処分することが可能です。一方、五月人形は鎧やかぶとなどに金属を含んでいるケースが多くみられるため、要注意です。このような金属を含んだ人形は、分解して燃えるゴミと燃えないゴミにわける必要があります。作業の手間がかかりますが、責任を持って分別しましょう。なお、ガラスケースに入った五月人形のようなものは、サイズが大きいため粗大ゴミとして出すことが無難です。地域の自治体のルールをきちんと確認したうえで処分しましょう。

フリマアプリやネットオークションで売却する

人形は捨てる以外にも、「フリマアプリやオークションで売る」という選択肢もあります。これらのサービスはスマホやパソコンから手続きを簡単に済ませられるケースが多く、自宅にいながら簡単に処分できるのがメリットです。そのうえ、人形が売れれば利益を得られます。なかでも、日本人形はコレクターがいるため高値で売れる可能性があるでしょう。

ただし、フリマアプリやネットオークションは自分で出品手続きや写真撮影などを行う手間がかかります。また、素人間のインターネット上でのやり取りとなるため、トラブルが発生する可能性もゼロではありません。万が一、出品物に不備がある場合はトラブルが発生する可能性があります。人形の状態は出品前によく確認し、傷や汚れがある場合は正直に伝えることが大切です。出品や落札に関する手続きが面倒に感じる場合は、オークション代行業者に依頼する手もあります。簡単かつ手軽に売却したい場合は、利用を検討すると良いでしょう。

友人や親戚に譲る

人形を処分することに心苦しさを感じている場合は、「友人や親戚に譲る」方法もあります。どうしても処分するのが難しい場合、誰かに譲ることで気持ちが軽くなるでしょう。特に小さな子どもがいる家庭であれば、「もし、必要であればどうぞ」と気軽に声をかけやすい傾向にあります。

ただし、五月人形を譲ろうと考えている場合は注意が必要です。五月人形の使い回しは慣習として禁止されているため、相手が気になる可能性があります。あらかじめ相手に確認をして、慎重に譲り先を決めましょう。もし、身近に譲り先がないという場合は、地域のネット掲示板を利用することがおすすめです。ネット掲示板であれば人形を必要としてくれる人を効率的に探せるでしょう。

リサイクルショップの買取を利用する

人形の処分は「リサイクルショップの買取を利用する」方法もあります。フリマアプリやオークションと同様に、リサイクルショップを利用すれば利益を得ながら人形の処分を行えます。人形の状態が良い場合は、リサイクルショップで高く買取してもらえる可能性があるでしょう。一般的に、買取価格は人形のコンディションによって変動しやすい傾向にあります。そのため、買取金額を少しでも上げたい場合は、人形をすみずみまで綺麗に掃除しておくことがおすすめです。また、レアな人形ほど買取価格が高くなります。付属品の有無も買取価格を左右する重要な要素となるため、リサイクルショップに持ち込む際は忘れずに持参しましょう。

近隣にリサイクルショップがない、持ち込むのが面倒という場合は、郵送での買取を実施しているお店もあります。なかには、メールやLINEで画像を送付して簡単に査定してもらえるお店もあるため、自身の都合に合わせて選ぶと良いでしょう。なお、見積もりは複数のお店で行うことが基本です。それぞれの店舗の見積もりを比較し、最も高く買取をしてもらえそうなところを選びましょう。

団体や施設などに寄付する

人形を処分することにどうしても抵抗がある場合は、「団体や施設などに寄付」をすることがおすすめです。寄付であれば多少汚れやキズがある人形でも、喜んでもらえる可能性があるでしょう。また、有料で人形などの不用品の寄付を受け付けている団体もあります。ボランティア団体を通して、海外の学校や施設に人形を贈ることも可能です。場合によっては、団体に売却しても問題ないことを伝えて、活動資金として役立ててもらうこともできます。このような寄付という選択をすることで、罪悪感なく人形とお別れしやすくなります。

遺品整理業者に依頼する

人形の処分は「遺品整理業者に依頼する」ことも一案です。遺品整理業者は人形の供養を無料で行ってくれるところも多くあります。なお、遺品整理業者が行う無料供養は「合同供養」というものです。「個別供養」になると、追加料金が発生するため気を付けましょう。家財整理や生前整理などと一緒に依頼すると、人形の処分にかかる費用を抑えられます。業者によっては処分ではなく買取を行っているところもあるため、気になる場合は事前に調べておくことがおすすめです。近親者がなくなった場合は、遺品を整理してもらうついでに人形の処分を行えることを覚えておくと良いでしょう。

不用品回収業者に引き取ってもらう

スムーズに処分したい場合は、「不用品回収業者」に依頼することがおすすめです。不用品回収業者への依頼は費用がかかりますが、効率的に処分できるというメリットがあります。たとえば、処分したい人形が大量にある場合は相当な手間がかかるものです。場合によっては家庭用のゴミ袋に入らないような、大きな人形を処分したいというケースもあるでしょう。このようなときにも、不用品回収業者に依頼すればスムーズに回収してもらえます。

さらに、多くの場合は自身が希望する日時に回収に来てもらえるため、融通がきくこともメリットです。また、不用品回収業者は回収できるものの範囲が広い傾向です。お寺や神社によっては、人形供養の際の台座やガラスケースまでは受け付けていないケースもあります。こうしたほかでは対応できないものも、不用品回収業者に処分を任せることができます。電話やLINEなどで簡単に見積もりできる不用品回収業者もあるため、気になる場合は問い合わせをしてみると良いでしょう。

人形を処分するときは感謝の気持ちを忘れないことが大切

今までの感謝の気持ちを込めてきちんと供養すれば、安心して人形を処分できます。人形を処分する方法はさまざまでメリットも異なるため、自身の都合に合うものを探しましょう。また、人形の数が多かったりサイズが大きかったりして処分に困る場合は、不用品回収業者に相談することがおすすめです。大切な人形とのお別れのためにも、納得のいく処分方法を選びましょう。

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