【2024年最新】川崎市の粗大ゴミ処分
|持ち込み・回収方法から料金まで
引っ越しや家具家電の買い替えなどで、出やすい粗大ゴミ。粗大ゴミは各自治体のルールに従って処分する必要があり、その内容を厳守しなければなりません。神奈川県川崎市の場合、粗大ゴミは自治体による回収やリユースなどの方法で処分できます。そこで、この記事では川崎市の粗大ゴミ回収の方法や処分までの流れ、処分にかかる料金や注意点などを解説します。
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引っ越しや家具家電の買い替えなどで、出やすい粗大ゴミ。粗大ゴミは各自治体のルールに従って処分する必要があり、その内容を厳守しなければなりません。神奈川県川崎市の場合、粗大ゴミは自治体による回収やリユースなどの方法で処分できます。そこで、この記事では川崎市の粗大ゴミ回収の方法や処分までの流れ、処分にかかる料金や注意点などを解説します。
川崎市では、年間約1万2000トンもの粗大ゴミが排出されているといいます。そこで、川崎市では不用品を粗大ゴミとして出す前に、リユースを検討するよう呼びかけています。リユースは資源の効率化として非常に重要なものです。市の連携事業者が運営するサービスもあり、資源の再利用によって環境保護にもつなげられます。取り組みの一例としては、株式会社ジモティーとの連携による「ジモティースポット川崎」の開設が挙げられます。ジモティースポット川崎は家電、趣味・スポーツ用品、子供用品などの不用品を無料で引き取るサービスです。予約不要で利用でき、個数制限もなく何点でも不用品を持ち込めます。
ただし、リユースの対象となるのは、次の人がまだ使える状態のものに限られます。破損や目立つ汚れがあるもの、においがするものなどは持ち込みの対象外です。なお、持ち込みは川崎市民限定であり、事業者は対象外となります。そのほか、対象となる不用品の条件や注意点などの詳しい情報は公式サイトで確認できます。持ち込みの前に目を通しておきましょう。
出典:【川崎市】粗大ごみの出し方
川崎市の公式ホームページによると、粗大ゴミは「家庭で使用していた30cm以上の金属製品、50cm以上の家具類など」と記されています。上記の条件を満たすものは、粗大ゴミとして自治体に回収を依頼することが可能です。実際にどのような流れで回収されるのか、ここでは川崎市の粗大ゴミ回収の依頼方法と処分までの流れを3ステップにわけて解説します。
出典:【川崎市】粗大ごみの出し方
1-1 1.電話かインターネットで粗大ゴミ回収の申し込みをする
まず、自治体に粗大ゴミ回収の申し込みをします。川崎市では月2回ほど、有料で粗大ゴミ回収を行っています。電話やインターネットなどで、収集日の3日前までに申し込みを済ませましょう。電話の場合は「粗大ごみ受付センター」に連絡します。受付は月曜日~土曜日、受付時間は午前8時~午後16時45分までです。月曜日や祝日の翌日は、電話が混雑することがあります。また、12月31日~1月3日は受付していません。日時をよく確認し、余裕を持って予約しましょう。
インターネットは24時間受付しており、曜日や時間を気にせず申し込みできます。もし、電話やインターネットでの申し込みができない場合は、FAXにも対応しています。なお、申し込みの際は、回収を依頼するゴミの材質やサイズの事前確認が必要です。サイズはゴミの一番長いところを計測します。
出典:【川崎市】粗大ごみの出し方
1-2 2.川崎市粗大ゴミ処理券を購入する
申し込みが完了したら、次に「川崎市粗大ごみ処理券」を購入します。粗大ゴミの処理には手数料がかかります。そこで、金額に応じて処理券を購入し、支払う必要があるのです。なお、ほかの市町村の処理券を利用することはできません。処理券は「100円券」「200円券」「500円券」の3種類が用意されています。有効期限はありませんが、払い戻しができないため金額に注意して購入しましょう。処理券は市内のコンビニエンスストア、もしくは市内の郵便局(ゆうちょ銀行)などで購入できます。
コンビニエンスストアの場合は「川崎市粗大ごみ処理券取扱店」の表示が目印です。なお、取り扱っている店舗にはローソン、ローソン・スリーエフ、ローソンストア100、セブンイレブン、スリーエイト、ファミリーマート、ミニストップ、デイリーヤマザキ、ニューヤマザキデイリーストアなどがあります。郵便局の場合は納付書に必要事項を記入し、処理券を購入します。
出典:【川崎市】粗大ごみの出し方
【川崎市】粗大ごみ処理手数料
1-3 3.収集日に粗大ゴミを出す
処理券の購入後は収集日を待ち、当日の朝8時までに指定された場所へゴミを出します。収集場所は申込時に確認できます。メモを取るなどして、忘れないようにしましょう。なお、処理券には「受付番号」もしくは「氏名」「収集日」を記入します。処理券のシール部分を粗大ゴミの見やすい位置に貼り付け、運び出しましょう。
出典:【川崎市】粗大ごみの出し方
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川崎市では回収できる粗大ゴミの基準を設けており、なかには回収できないものもあります。たとえば「処理困難物」です。処理困難物とは、重量が100kg以上の極めて重いもの、長さが2m以上ある極めて長いものなどが該当します。加えて、爆発や火災など処理作業に危害をおよぼす可能性があるものや有害物質なども、回収の対象外です。そのほか、「事業系活動にともない出るゴミ」「パソコン」「自動二輪車(原動機付き自転車を含む)」「消火器」「ボタン型電池・充電式電池」「在宅医療廃棄物(注射針・薬)」「電動アシスト付自転車のバッテリー」なども回収できません。
エアコン・テレビ(液晶・プラズマを含む)・冷蔵庫(冷凍庫)・洗濯機(衣類乾燥機)などの「家電リサイクル対象品」も市では回収していないため、ほかの方法で処分する必要があります。なお、家電リサイクル法の対象外のものであれば、収集可能です。詳細は家電リサイクル券センターの対象機器一覧、もしくはメーカーへの問い合わせなどで確認できます。
出典:【川崎市】市で収集しないもの(処理困難物・家電リサイクル対象品・パソコン・消火器・自動二輪車など)
粗大ゴミの処理には手数料がかかりますが、金額はものの大きさや材質によって変動します。川崎市の粗大ゴミ処理手数料は、4つの区分別に金額が異なります。区分1は「長さが30cm以上50cm未満で全部または一部が金属のもの」が対象となり、処理手数料は1個あたり300円です。品目例としては、カセットコンロや炊飯器などが挙げられます。区分2は「長さが50cm以上180cm未満のもの」が対象で、1個あたり600円です。品目例には、イスやカーペットなどがあります。区分3は「長さが180cm以上で幅が10cm未満のもの」で、1個あたり600円です。品目例はカーテンレールや釣り竿、物干し竿などがあります。
区分4は上記3に規定するものを除き「長さが180cm以上のもの」が対象で、1個あたり1200円です。品目例は、ソファーやタンスなどです。そのほか、品目例は川崎市の公式ホームページで確認できます。なお、サイズの計測では「タテ」「ヨコ」「高さ」「径(円形のもの)」のなかで、最も長いところを測ります。出すゴミのサイズと材質をチェックし、正しい区分で処分しましょう。
出典:【川崎市】粗大ごみ処理手数料
川崎市の粗大ゴミ回収を依頼する場合の注意点
自治体に粗大ゴミ回収を依頼する場合、いくつか気をつけたいことがあります。ここでは、依頼前に知っておきたい注意点を紹介します。
5-1 収集場所まで粗大ゴミを運び出す必要がある
川崎市では、原則として屋外の集積所に運び出された粗大ゴミを収集しています。つまり、自宅にある粗大ゴミは、自力で一定の場所まで持ち出さなければなりません。ゴミを運び出せない人向けの直接収集サービスもありますが、対象となるのは特定の条件を満たす人のみです。たとえば、一部の高齢者や障がい者などが対象であり、全員がこのサービスを利用できるわけではありません。対象外の人は原則、粗大ゴミの片付けから分類、運び出しまですべて自分で行う必要があります。
とはいえ、粗大ゴミは大きく重いものが多いでしょう。一人暮らしや力のない人がこのようなゴミを運び出すのは、大変な労力と負担がかかります。大きいゴミや重いゴミを出す場合はケガをしないよう十分注意し、無理のない範囲で作業しましょう。
5-2 粗大ゴミの収集までに時間がかかる場合がある
川崎市の粗大ゴミ回収は月2回ほど行われており、自治体に依頼してもすぐに回収してもらうことはできません。また、粗大ゴミの収集には事前予約が必要ですが、申し込みの数が多い場合は次回以降の収集日になる可能性もあります。申し込みから実際に回収されるまでに時間がかかることがあるため、引っ越しなどの理由で早急にゴミを処分したいケースは注意が必要です。なるべく日程に余裕を持ち、申し込みしましょう。また、自治体による粗大ゴミ回収は、収集日や集積所が指定されます。収集の日程や場所を選べず、予定が縛られてしまうことが難点でしょう。
不用品・粗大ゴミ回収の専門業者に依頼すると、さまざまなメリットがあります。ここでは、代表的なメリットを4つ、わかりやすく紹介します。
7-1 1.手間をかけず粗大ゴミをまとめて処分できる
1つ目は「手間をかけずに粗大ゴミを処分できる」ことです。市に粗大ゴミの回収を依頼する場合、申し込みだけではなくサイズの計測やゴミ処理券の購入など、さまざまな準備が必要です。特に、回収してほしい粗大ゴミがいくつもある場合、それぞれのサイズを測る手間がかかります。業者であれば、このような事前準備や計測は不要です。業者に作業を一任し、粗大ゴミを簡単に処分できます。
7-2 2.自治体で回収できないものも処分できる
なかには処理困難物や家電リサイクル対象品など、市で回収できない粗大ゴミもあります。こうしたゴミは別の方法で処分する必要があり、困ってしまう人も少なくありません。業者なら、上記のように自治体で回収できない粗大ゴミも処分できます。また、業者に依頼すれば、自宅から粗大ゴミを運び出す必要もありません。大きく重い不用品も業者が回収するため、体力や力に自信のない人も安心です。
7-3 3.速やかに粗大ゴミを処分できる
市に回収を依頼する場合、指定された方法・日時・場所を守り、粗大ゴミを出す必要があります。一方、業者なら申し込み後、速やかにゴミを回収してくれます。また、自治体とは異なり、回収希望日を伝えられることがメリットです。利用者の都合の良い日時に調整し、ストレスなく不用品を処理できます。業者によっては最短即日回収に対応できる場合もあり、希望に合わせて柔軟に対応してもらえます。すぐに粗大ゴミを処分したい人や、自分の予定を優先したい人にも便利でしょう。
7-4 4.不用品を買取してもらえる
自治体に回収された粗大ゴミは、処分されることが一般的です。一方、業者に依頼すると、不用品の状態によっては買取してもらえる場合があります。買取を行っている業者を選べば、不用品を売却して臨時収入を得られます。そのお金をほかの粗大ゴミ処分の費用にあてることもできるでしょう。
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